人生初の職質体験記!日本で車中泊していると警察から職務質問されるというのは本当か?

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4ヶ月の旅の中で、たった1回だけ職質されました!!!!!

人生初の職質体験記!日本で車中泊していると警察から職務質問されるというのは本当か?

・ぼくは車中泊していても警察から職務質問されたことがなかった
・車中泊していると警察から職務質問されるというのは本当か?
・「いろは坂」では暴走バイク野郎がのさばっていた
・人生初の職質体験記!栃木県の日光で深夜に2回連続職務質問されて疲れ切った
・ぼくの人生唯一の職質体験まとめ

・ぼくは車中泊していても警察から職務質問されたことがなかった

インターネットで車中泊の情報を調べていると、警察に職務質問されることもあるから注意が必要だと書かれている。しかしこれは本当だろうか?

ぼくはこれまで日本で何回も車中泊の旅をしてきたが、職務質問なんかに遭ったことがない。「紀伊半島一周の旅」の時も、「九州一周の旅」の時も、「四国お遍路の旅」の時も、いつでもどこでも車中泊してきたが、職務質問されたことなんて皆無だった。

だからぼくは、車中泊をしていると職務質問されるというインターネットの情報が嘘か、もしくは自分がものすごく職務質問されない種類の人間なのかと思い込んでいた。そう、今回の4ヶ月にわたる「日本海沿いを北上する旅」「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅をするまでは…。

 

 

・車中泊していると警察から職務質問されるというのは本当か?

「日本海沿いを北上する旅」「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の中では怪しい前兆があった。夜中に警察が車中泊しているぼくの車に近づいてきて、中を覗き込むのだった。ぼくは人が多い場所なんかで車中泊したくないので一般的な道の駅などでは泊まらずに、人気のない田舎の誰も通らない暗闇の中で車中泊したりするので、警察がそんな車を発見すると怪しく思うのだろう。車中泊していると警察に中を覗き込まれたのは、ぼくが起きて気づいた分だと岡山県と秋田県だった。

しかしどちらも中でぼくが寝ているのを確認すると、ただ単に車中泊しているだけの旅行者だとみなし、職務質問をすることもなく立ち去っていくだけだった。ぼくは窓などを何もカバーしないで中が丸見えの状態で車中泊するので、警察も車内を確認しやすく、それゆえに車中泊だとすぐに判明してそのまま眠りの邪魔をせず立ち去ってくれているようだった。

なんだやっぱり車中泊していても、警察が怪しく思い車を確認しにくても、結局は職務質問なんてされないじゃないかと安心し、油断していたら、まさに旅の終盤に人生初の警察からの職務質問を受けてしまった!4ヶ月の「日本海沿いを北上する旅」「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅の中で、この職務質問が唯一の、最初で最後の職務質問だった!ぼくが車中泊していて警察から職務質問されたのは、なんと栃木県日光だった。

 

・「いろは坂」では暴走バイク野郎がのさばっていた

ぼくは栃木県の日光市内から「華厳滝」へ行くために、夜中に「いろは坂」という一方通行の果てしなくクネクネと続く上り坂を登っていた。車の通りも少なく、電灯もなく真っ暗な山中で、ちょうど眠くなってきたので、道の傍に車を停めるのにちょうどいい広いスペースもあることだし「いろは坂」の上り坂の途中で車中泊することにした。しかしこの「いろは坂」での車中泊は、ぼくの4ヶ月に渡る「日本海沿いを北上する旅」「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の中で、最も眠りにくい不快な最悪の夜となった。

まずよそ者のぼくが知るよしもなかったが、この「いろは坂」というのは走り屋が夜中に暴走することで有名らしく、夜中中バイクがブインブイン高速で暴走しまくっており大変やかましかった。暴走バイクが車の横を通るたび、ぼくの車がゆらゆらと揺れて落ち着かなかった。暗闇の山道だし、ここはかなり静かな場所だろうと予想したぼくの勘は完全に外れてしまった!「いろは坂」は暴走バイク野郎のまさに好き勝手に暴走してやろうスポットだったのだ!

 

 

・人生初の職質体験記!栃木県の日光で深夜に2回連続職務質問されて疲れ切った

しかもぼくの眠りを妨げたのは、暴走バイク野郎たちだけではなかった。なんと「いろは坂」の夜に、ぼくは2回も職務質問をされてしまったのだった!人生初の職務質問だったのに、深夜に2回も連続で職質されて、もはや落ち着いて眠ることは完全に不可能だった!

最初に職務質問されたのは深夜の1時くらいだった。赤いライトを伴ったパトカーがぼくの車に近づいてきて、いつものように中を確認して立ち去るだけだろうと予想していたが、この日はきっちり外から呼び起こされ、車を開けて職務質問を受けるハメになった。名前も聞かれたし、免許証も見せたし、警察に電話されて行方不明のリストに入っていないかチェックもされた。どうやら家出少年と勘違いされているらしい。

電話した警察でぼくの名前が行方不明リストに載っていないか確認される間「ナイフとか何か怪しいものは持ってないですよね?」と助手席から車内に入ってこられ、ダッシュボードを確認されたりしたが、そこにはゴミ袋用のレジ袋が大量に入っていただけで苦笑いされた。というか警察のこの行動はぼくの中で意味不明だった。旅人が車内にナイフを持っていてはいけないのだろうか。旅人ならリンゴとか食料を切るためにナイフくらい持っていても不思議はないのに、ナイフなど持っていないかと車に入られて勝手に調査されたのは不服だった。

警察の人はぼくが車中泊の旅をしているというと、これまでいっぱい職質されてきたでしょうと尋ねてきたので、いえこれが初めてですと正直に答えた。ぼくの人生初の職質が自分自身だったことを知ると警察の人は意外そうな顔をして、栃木の日光というのは自殺の名所だから、怪しい車を見かけると自殺防止のためにきちんと声をかけるということだった。なんとそんないわくつきの場所で車中泊してしまっていたとは驚きだ!しかも「いろは坂」は一応車を停めてはいけないことになっているらしい。けれどもう夜中だし朝起きたらすぐに車を発進させるように言われた。

ぼくが家出少年ではないことが確認されると、警察は去っていった。警察と話すためにドアをずっと開けておかなければならなかったし、とにかく寒かった!しかしぼくも人生初の職務質問を受けてちょっとは大人になったなとか思いながら眠りに就こうとしたら、1時間後くらいにまた別の警察に外から声をかけられたので、ちょっと待ってよという心境だった。

さっき職務質問したばっかりやん!日光の警察の人はこまめというか、やはり自殺が多いので慎重にパトロールしていることが伺えた。それは結構なことだがさっき別の警察がぼくに職務質問した履歴を、他の警察官と共有できたりしないものだろうか。ぼくはまた同じような職務質問を受け、2度目は割とあっさりと引き下がっていったが、もはやぼくには今夜「いろは坂」で眠れる気がしなかった。そしてその予感通り、ほとんど眠れないままに朝起きて「華厳滝」へと向かったのである。

 

 

・ぼくの人生唯一の職質体験まとめ

まとめると、ぼくはこれまでに何度も長期間の車中泊の旅をしてきたのに、警察に職務質問されたという経験はなかった。しかし今回の「日本海沿いを北上する旅」「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅の中で、人生初の職務質問に遭った。しかも同じ夜に、2回も!

警察から職務質問されたのは、栃木県の日光だった。日光は自殺が多い自殺の名所なので、夜中のパトロールを厳重に行っているらしかった。日光からも車中泊の旅を続けたが、それ以降職質されたことはなかった。

結果として、ぼくが人生で警察に職務質問されたことのある唯一の場所は、栃木県の日光である。日光で車中泊することは、警察が熱心に職務質問してくる傾向があるのでオススメしないし、暴走バイク野郎ののさばる「いろは坂」での車中泊はもっとオススメしない!

 

 

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