ひとりが好きなわけじゃないのよぉおぉおぉおぉ〜〜〜〜〜!
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ひとり上手に地上の星を熱唱!まつざか先生は中島みゆきの楽曲が好きというのは本当か?
・クレヨンしんちゃんにはしばしば中島みゆきの楽曲が登場する
・まつざか先生は中島みゆきが好きというのは本当か?
・映画「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」でまつざか先生に歌われる「ひとり上手」
・「先生たちの合コンだゾ」でまつざか先生に歌われる「地上の星」
・「カラオケで歌うゾ」でおケイおばさんに歌われる「かもめはかもめ」
目次
・クレヨンしんちゃんにはしばしば中島みゆきの楽曲が登場する
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アニメクレヨンしんちゃんを長年見ていると、意外な音楽作品とのコラボレーションが見られて驚く場合がある。その中でも印象深いのは、中島みゆきが歌われたことだ。クレヨンしんちゃんといえば明るく楽しい子供向けアニメなのに、そこで辛辣で世の中を達観したような暗い中島みゆきの歌が歌われるとそのギャップがたまらなく面白い。そしてさらに面白いのは、中島みゆきを歌うのはいつもまつざか先生だという事実である。
・まつざか先生は中島みゆきが好きというのは本当か?
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まつざか先生といえば「性格が悪くて恋人ができない」「彼氏いない歴24年」という設定が一般的に認知されている。アニメが長年続く中でネタもなくなってきたのか、まつざか先生と整形外科医の徳郎先生との恋愛話が放送され「彼氏いない歴24年」という鉄板ネタは打ち砕かれたようだが、その徳郎先生も化石発掘のために南米チリへと渡ってしまった。これ以来男に縁の薄いキャラクターが回帰したと言えるだろう。
一方の中島みゆきもずっと独身であることをしばしばラジオ番組でネタにしており、今や応援歌のイメージが強い彼女も、昔はフラれ女の湿っぽい暗い歌ばかりが目立っていた。まつざか先生と中島みゆきは一見何の関係もなさそうに見えるが、男に縁が薄いイメージという点ではキャラクターとして共鳴するものがあるのかもしれない。そのせいか、まつざか先生といえばいつもカラオケで中島みゆきを歌っている印象がある。
・映画「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」でまつざか先生に歌われる「ひとり上手」
まつざか先生がカラオケで号泣しながら「ひとり上手」を歌っているのは、映画「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」の冒頭だ。しんのすけたちの通うふたば幼稚園のみんなで屋台船に乗っている場面で、いきなりまつざか先生が園児達の前で中島みゆきの暗いフラれ歌「ひとり上手」を歌い上げる。
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ひとり上手と呼ばないで
心だけ連れて行かないで
わたしを置いて行かないで
ひとりが好きなわけじゃないのよ
オリジナルの中島みゆきの「ひとり上手」は、暗い歌詞の割にアレンジも歌い方も割と軽やかに歌い上げている印象だが、まつざか先生は人生経験や男への怨念がこもっているのか、涙を流しながら呻くように歌う彼女の姿に園児たちはドン引きして後ずさりしてしまう。女の情念を感じさせる恐ろしくて忘れられないシーンだ。
・「先生たちの合コンだゾ」でまつざか先生に歌われる「地上の星」
まつざか先生が中島みゆきの「地上の星」をカラオケで歌っていたのは「先生たちの合コンだゾ」という回だった。上尾先生と黒磯さんの仲を取り持つために、同僚のよしなが先生とまつざか先生は協力してカラオケの合コンに参加してあげるのだが、その合コンの中でまつざか先生はまさにNHKのプロジェクトXのような重々しい雰囲気で「地上の星」を歌い上げる。しかもプロジェクトXのようなしんのすけのナレーション付きだった。
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まつざか先生「♪風の中のすばる〜」
しんのすけ「性格が悪かった」
まつざか先生「♪砂の中の銀河〜」
しんのすけ「いつも男に逃げられた」
まつざか先生「♪みんなどこへ行った〜」
しんのすけ「ほんとどこに行っちゃっただろう(笑)」
というような具合で、しんのすけのナレーションがテンポよくて爆笑だった。
・「カラオケで歌うゾ」でおケイおばさんに歌われる「かもめはかもめ」
またまつざか先生ではないものの、ごく初期の「カラオケで歌うゾ」という回では、カラオケでみさえの友達のおケイおばさんが失恋して「かもめはかもめ」をしんみりと涙を流しながら歌うシーンがある。まだおケイおばさんが結婚する前の出来事である。
あきらめましたあなたのことは
もう電話もかけない
あなたのそばに誰がいても
うらやむだけ虚しいかもめはかもめ
孔雀や鳩や
ましてや女にはなれない
あなたの望む素直な女には
はじめからなれない青空を渡るよりも見たい夢はあるけれど
かもめはかもめ
ひとりで空を行くのがお似合い
このようにクレヨンしんちゃんには度々中島みゆきの楽曲が登場するので、中島みゆきファンは見ていると楽しいかもしれない。
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