男でも妊娠・出産する夢を見るというのは本当か?

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男なのに妊娠する夢を見ました!!!!!

男でも妊娠・出産する夢を見るというのは本当か?

・男でも妊娠出産する夢を見るというのは本当か?
・ぼくが男なのに妊娠出産を経験した夢の具体的内容
・男が妊娠した夢を見ることは、夢占い的に何を意味するのか
・植え付けられた境界線を破壊し、夢の中で万物を経験しよう

・男でも妊娠出産する夢を見るというのは本当か?

妊娠や出産というのは、普通女性に対して起こる現象である。子宮のない男性に、妊娠なんか絶対に起こるはずがないし、起こることを想像すらしたことないし、もちろん妊娠したいと願ったこともない。それなのに先日、奇妙な夢を見た。なんとぼくは自分自身が妊娠し、お腹が大きくなる夢を見てしまったのだ!それはそれは衝撃的だったので、目が覚めてもよく覚えている。

 

 

・ぼくが男なのに妊娠出産を経験した夢の具体的内容

その夢は結構長編だったので全部は覚えていないものの、妊娠する前にはなんだか変な民族たちの住むビルを彷徨っていた気がする。その民族は着物のような伝統的民族衣装を身にまとい、不思議な紙のお面をしていたので誰の顔も見えず、みんな身長の何倍も長いヒールの高い下駄をはき、その下駄を履いたまま馬の背の上に立ちながら移動していたので、ぼくは天を高く見上げながら彼らの様子を眺めていた。実に不思議な光景だった。

彼らは何か特殊な新興宗教を信仰しているらしく、その教祖が彼らの真ん中で寝転んでいたのだが、その人がカリスマ性のかけらもない薄汚いおじさんだったので衝撃を受けてそれを今でも覚えている。この薄汚いおじさんからどんなありがたい法話が繰り広げられて、こんなにたくさんの民族の信者たちが集まったのだろうと信じられない思いだったのだ。

その民族たちを見学した後でまた別のビルに移動し、そこでぼくは自分が妊娠していることに気がついた!お腹がものすごく大きく膨れていたからだ!妊娠ってものすごく突然起こるのだなぁと思った。もちろん妊娠のきっかけとなった生殖の場面が夢の中で繰り広げられることもなかった。とにかく急に妊娠して、そして急に出産して子供が生まれた!出産というものはそれはそれは痛いものらしいが、夢の中なのでもちろん痛みもなく、ポン!とあっけなく簡単に生まれてしまった。これはぼくが男性だから出産の経験も予定もなく、出産の場面に関する想像力が著しく欠如していることが原因だろう。

ポン!と勢いよく生まれた後で、なんときちんとしたことに臍の緒は繋がれていた!あぁ臍の緒を断ち切らなければと思った時にハサミを持ってきて臍の緒を優しく切ってくれたのは、なんと武田鉄矢さんだった!急に夢の中に武田鉄矢さんが出てきてびっくりしたが、これはいつもYouTubeで「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」を聞いている名残なのだろうか。とにかくいきなり出てきた武田鉄矢さんに臍の緒を切ってもらったくらいのところで、ぼくの妊娠出産の夢は終わった。夢の中でせっかく出産したのに赤ちゃんの顔を見られなかったことは心残りだった。最後に夢の中でぼくが見た顔は、武田鉄矢さんの顔だったのだ。

 

 

・男が妊娠した夢を見ることは、夢占い的に何を意味するのか

ぼくはまさか男としてこの世に生まれてきて、夢の中でさえ妊娠出産を経験するなんて思っていなかったのでかなり衝撃的だった!しかも最後には武田鉄矢さんが出てくるおまけつき!ぼくは今日ふと最近見たこの夢のことを思い出し「男 妊娠 夢」と検索してみた。ぼくの他に男なのに妊娠した夢を見た人もいるのだろうかと興味があったのだ。

すると一番上に夢占いのページが出てきた。男が妊娠する夢を見るのは「パートナーの妊娠の予知夢」や「挑戦の意思」「あなたの成長」を意味しているらしく実は縁起のいい夢だという、割とどうでもいい嘘か本当かもわからない馬鹿馬鹿しい内容だった。他のページもこういうどうでもいい内容で、実際に妊娠出産の夢を見たという人の経験談の記事は上位には見当たらなかった。もしかしてこんな風に具体的な男の妊娠出産の夢の具体例を示しているのはぼくが最初なのだろうか。

 

 

・植え付けられた境界線を破壊し、夢の中で万物を経験しよう

どんな意味があるにせよ、ぼくは夢の中で妊娠出産が経験できてよかったと感じている。なんでも積極的に経験してみることはいいものだ。特に妊娠出産なんて、覚醒時では絶対に起こり得ない出来事も、夢の中では無傷無害で体験できてしまうのだから、やらないに越したことはない。

ぼくは自分が男の肉体としてこの世に生まれてきたので妊娠も出産も絶対にできないと思い込んで生きてきたので、妊娠や出産したいなんてもちろん願ったこともなかった。しかし実際には、夢の中では男でさえも妊娠出産ができるのだと知り、人間の魂の可能性の広さに驚くばかりだった。確かに夢の中では肉体を持たない無意識の状態なので、自分の肉体が男に生まれようと女に生まれようと、自由に両性を行き来して、性別なんて超越して物事を引き起こすことが可能だ。

夢の中というのはなんて自由な世界なのだろう。夢の中ではぼくたちは女にもなれるし、妊娠だってできるし、うさぎさんにだってなれるし、富士山にだってなれるし、太陽にだってなれるのかもしれない。ぼくはまだそこまでの次元には達していないが、きっとなれるのだろう。覚醒の世界では、ぼくは人間で、男で、日本人でなどと様々な制約や境界線で仕切られて区別されているが、そんなのは植え付けられた恐れでしかないのだと夢の世界を体験すると実感してしまう。自分に植え付けられたあらゆる偽物の境界線を破壊し、男であろうと妊娠出産したり、女であろうとクレヨンしんちゃんみたいにゾウさん踊りをしてみたり、人間であろうと空を飛んでみたり、有機体であろうと岩石になってみたり、そういうあらゆる超越を乗り越える経験を積むことで、魂は新たなステージへと旅立てるのではないだろうか。

 

 

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