エミレーツ航空で実践!オンラインチェックイン後にカウンターに立ち寄らずに電子チケットだけで搭乗できるのは本当か?

(この記事には広告が含まれる場合があります)

 

ぼくは素敵なラウンジで夜を過ごしたいんだ!!!

エミレーツ航空で実践!オンラインチェックイン後にカウンターに立ち寄らずに電子チケットだけで搭乗できるのは本当か?

・ぼくの帰国のフライトの予定
・プライオリティパスで空港の待ち時間を優雅に
・ぼくはラウンジに入って夜を過ごしたい
・オンラインチェックイン後にカウンターに立ち寄らずに電子チケットだけで搭乗できるのは本当か?
・エミレーツ航空のオンラインチェックインは簡単
・国際線でも電子チケットだけで保安検査場を通過できた!
・Neptuno Loungeに入場完了
・Neptuno Loungeが意外と快適すぎて震えた

・ぼくの帰国のフライトの予定

スペイン巡礼から日本に帰る日がやって来た!フライトの日程は以下の通り!

Santiago(2019年7月10日 22:25)→Madrid(2019年7月10日 23:40)【Ryanair】
Madrid(2019年7月11日 15:20)→Dubai(2019年7月12日 00:45)【Emirates】
Dubai(2019年7月12日 08:00)→Tokyo(2019年7月12日 22:45)【Emirates】

マドリードではホテルには宿泊せずにマドリード空港に宿泊するつもりだった。サンティアゴからマドリードまではLCCのRyanair、マドリードから日本まではエミレーツ航空を利用した。

 

 

・プライオリティパスで空港の待ち時間を優雅に

世界を旅する旅人の間ではもはや常識となってしまっている事実であるが、楽天プレミアムカードを年に10000円払って持っていると、プライオリティパスというカードをもらうことができる。このプライオリティパスを持っていれば、世界中の国際空港のラウンジに入ることができるという優れものだ。本来ならば年会費429ドルするというこのプライオリティパスが、楽天プレミアムカードで年会費10000円支払うだけで無料で作ってもらえるというのだからものすごくお得である。

海外旅行が趣味であるとか、年に数回は海外へ行っているという方ならば、ぜひ持っておきたい必須アイテムであると言えるだろう。年会費1万円は、年に数回ラウンジに入ることですっかり元は取れるし、何より空港でのつらい待ち時間が優雅で楽しい時間になるというのが素敵である。ラウンジには食事や飲み物取り放題も珍しくないし、無料で清潔なシャワーを提供してくれるところも多い。

さすが中東ラウンジ!アブダビ国際空港のAl Dhabiラウンジが快適すぎた

前回のヨーロッパ旅行ではオランダのアムステルダムからアブダビ経由で日本に帰ったが、アブダビのラウンジは天国のように快適で時間が経つのも忘れてしまった。そして16時間の乗り換え時間も全く苦痛ではなくむしろ喜びに変わっていた。こんな経験を旅行する度に無制限で与えられるというのなら、年10000円の年会費は明らかにコストパフォーマンスが高くてお得である。

 

・ぼくはラウンジに入って夜を過ごしたい

今回ぼくにとって重要だったのは、マドリードのラウンジで夜を明かせるのかということだった。マドリードの空港は24時間開いているので、ラウンジでなくとも空港で眠ることは可能だが、できるならラウンジでシャワーでも浴びて快適に休みたい。せっかくプライオリティパスを持っているのだし。

しかし肝心なことは、ラウンジはイミグレーションを通った後にあるということだ。つまりチケットを入手して、保安検査場を通過し、イミグレーションを通過しないとラウンジにはたどり着けない。ぼくがLCCのRyanairに乗ってサンティアゴからマドリードの空港に到着するのは深夜の23時40分。そして日本に帰るためのエミレーツ航空に乗るのは次の日の15時20分。

Santiago(2019年7月10日 22:25)→Madrid(2019年7月10日 23:40)【Ryanair】
Madrid(2019年7月11日 15:20)→Dubai(2019年7月12日 00:45)【Emirates】

通常なら航空会社のカウンターが開くのは出発の3時間前、つまりエミレーツ航空のカウンターは12時20分にしか開かないことになる。普通ならカウンターに並んで、チェックインし、紙のチケットをもらってから保安検査場へ進まなければならないので、前日の深夜にマドリード空港に到着するぼくは、次の日の12時20分くらいまで保安検査場の外で待たなければならない。つまりそれまではラウンジに入れないのだ!それはぼくが7月10日の夜は空港の椅子で雑魚寝しなければならないことを示している。

そんなのはいやだ!なんとかラウンジに入ってラウンジで快適に夜眠れないだろうか。シャワーだって浴びたい。食べ物や飲み物だってもらいたい!そんな時に可能性として浮上したのは、エミレーツ航空のオンラインチェクインの存在だ。

 

・オンラインチェックイン後にカウンターに立ち寄らずに電子チケットだけで搭乗できるのは本当か?

エミレーツ航空は出発の48時間前からオンラインチェックインが可能だ。空港に来る前に事前にオンラインチェックインを済ませておけば、空港のカウンターではオンラインチェックインした人用の列に並ぶことができ、速やかにチェックインすることが可能になる。しかも荷物預かりがなければカウンターに立ち寄ることも不要かもしれないという情報まである。これって本当だろうか?

確かにANAやJALなどの国内線では、カウンターに寄らずともスマートフォンの中に既に電子チケットが与えられているので、預け荷物がなければそのままカウンターを素通りして保安検査場に向かっていた。保安検査場では、電子チケットのバーコードをかざすだけで、それがチケットとして認められ保安検査場を通過できた。飛行機に乗る際も、スマートフォンの電子チケットをかざせば乗ることができる。これは何度も国内線で経験してきた。

しかし同じようなことが、国際線でもできるのだろうか。そんなこと今まで経験したことがないからわからない。いつもカウンターに立ち寄って紙のチケットをもらっていた。でも確かにオンラインチェックインを事前にしておいて、そこでパスポートナンバーも座席も自分で選択し、電子チケットももらえたならば国際線であろうとカウンターに寄る必要性はないのかもしれない。

しかしエミレーツのホームページにも、オンラインチェックインしても専用カウンターに行けると書いてあるだけで、カウンターに立ち寄る必要がないとか書かれていない。インターネット上にも、カウンターに行かずにエミレーツに搭乗したという情報を見ない。カウンターに立ち寄らずに保安検査場やイミグレーションを通過できるのだろうか。これは自分で試してみるしかない!

 

・エミレーツ航空のオンラインチェックインは簡単

まずはエミレーツ航空のオンラインチェックインをしっかりと完了した。搭乗の48時間前にメールでオンラインチェックインの案内が送られて来るので、リンクから飛び、個人情報やパスポートナンバーの入力、座席の選択をするだけのとても簡単なものだ。オンラインチェックインは難なく終了した。

するとANAやJALと同様に、電子チケットを手に入れることができた。これは紛れもないチケットだ!バーコードも載っている!このチケットを見せれば、7月10日の23時40分にスペイン国内線でマドリード空港に到着したその足で、国際線の保安検査場を通過できるだろうか。やってみる価値はある!

 

・国際線でも電子チケットだけで保安検査場を通過できた!

さて、実際に日本に帰る日がやって来た!まずはスペイン国内線でLCCのRyanairに乗ってサンティアゴからマドリードまで!そこまでは難なくクリア!今度は国際線に乗り換える!23時40分到着であり当然エミレーツのカウンターも閉まっている。これで保安検査場を通過できなければ、空港の保安検査場の外のベンチで雑魚寝決定だ。マドリード空港の保安検査場の前には、日本の電車の自動改札機のような機械が設置されていた。乗客はそこに自分のチケットをかざして中に入るのだ。

ぼくは意を決して、エミレーツの電子チケットをかざしてみた!通過できるか?!

ブッブー!!!!!の音。赤いランプと共にこのチケットでは通過できませんの文字が!

やっぱりダメか!どんなにオンラインチェックインして電子チケットをスマートフォンの中に持っていても、やはり国際線では事前にカウンターへいかなければならないのか?!

絶望しているぼくを見て係員がやって来た。これは電子チケットなんだけど、通れない?と聞くと、なんと!係員はぼくをあっさり通してくれた!!!やったー!!!通れた!国際線でもオンラインチェックインをして電子チケットを持っていれば保安検査場を通過できた!!!しかし機械はダメと判断したので、あまりにも搭乗時間より前に来ると機械にははじかれるのかもしれない。

そんなこんなで保安検査場を通過、ほどなくイミグレーションも通過!よっしゃ!ラウンジで眠れる!!!しかしまだ心配なことがあった。エミレーツのためのターミナル4Sという場所のラウンジは、プライオリティパスのアプリの説明によると、搭乗3時間前からしか利用させてやらないという悲しい掟があるらしい。3時間前まで待つなんて無理!決まりはあるのかもしれないが、お情けで入れてくれるだろうという希望的観測を持って、ぼくはNeptuno Loungeへと向かった。

 

 

・Neptuno Loungeに入場完了

Neptuno Loungeに到着し、ついに係のおじさんにプライオリティパスを見せる。おじさんは怪訝そうな顔をしている。やはり3時間前じゃないとダメだと断られるか?!せっかく苦労してここまでたどり着けたのに!

おじさんに「あなたは乗り継ぎでこんな遅くに来たの?」と聞かれたので「そうです、サンティアゴから国内線で来ました」と告げた。おじさんは「それではそのチケットを見せて」と言うので、ぼくはおじさんにスペイン国内線のRyanairのチケットを見せた。

「オッケー!いいよ!入って!」

やったーーー!!!!!入れた!!!!!頑張った甲斐があったよほんと!!!

 

 

・Neptuno Loungeが意外と快適すぎて震えた

 

夜のNeptuno Loungeは信じられないほど人が少なく、15時20分の搭乗まで本当に快適な時間を過ごすことができた。まずは清潔で広い個室でシャワーを浴びた。きちんとシャプーもボディソープも揃っている。本当にラウンジって素晴らしい!ヨーロッパのラウンジってそんなに期待していなかったけれど、期待値の低かった分余計に素敵なラウンジだと感じてしまった。

人が少ないしソファも占領し放題で、フカフカのソファの上で夜は安眠することができた。保安検査場の外だったら、安全面の心配からここまで安らかな眠りを得られなかったことだろう。

 

ラウンジ内ではお酒やソフトドリンクの飲み放題!お菓子やパンやフルーツ、おかずだって食べ放題だった。本当にこんなサービスを有料で受けたらどれほどかかるのだろうと思わずにはいられないほどのサービスを、プライオリティパスを持っていれば無料で受けられるのだから信じられない思いさえする。

やはり帰国前の空港のラウンジでのひと時は最高だ。やっと帰れるという安堵感と共に、ラウンジの快適さがより一層ぼくを幸福な気持ちにさせてくれる。プライオリティパスに本気で感謝した。そして次の乗り継ぎのドバイでも、ラウンジに期待してみよう。

 

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

 

関連記事