ツンツルテンの勉三さん怖すぎ!!!!!
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衝撃!勉三さんはカツラで実はハゲツルピンだというのは本当か?
・1度見たら忘れられないインパクトを持つ「キテレツ大百科」の勉三さん
・勉三さんはカツラで実はハゲツルピンだというのは本当か?
・勉三さんがツンツルテンになった深い理由
・僧侶でない一般人でもお経をあげていいというのは本当か?
目次
・1度見たら忘れられないインパクトを持つ「キテレツ大百科」の勉三さん
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ぼくが幼い頃「キテレツ大百科」という藤子・F・不二雄原作のアニメが放送されていた。ドラえもんに似ている感じでキャラクターも可愛く物語も面白かったのでよく見ていたが、すぐに最終回になって終わってしまった記憶がある。キテレツが作ったコロ助という侍風のカラクリロボットが特に可愛くていい味を出していた。
しかしぼくが最も印象に残っていて今でも忘れられない「キテレツ大百科」の中のキャラクターは、独特の存在感を放っていたグルグルメガネの「勉三さん」である。勉三さんはキテレツの家の隣に住んでいる浪人生で、いつも学ランを着ている、山形県出身で特徴的なズーズー弁を喋るモッサリとした25歳男性である。全然女性に縁がないように見えるが美人の友紀さんという彼女がいる。勉三さんはなんと6浪して大学受験に合格し、高尾大学経済学部に通っているという。声はスネ夫と同じ肝付兼太さんなので親近感がわいていた。
なんかわからないけれどあの独特の風貌や喋り方や人となりが子供の頃のぼくにはものすごく印象的で、一度見たら忘れらなれない不思議な存在である。
・勉三さんはカツラで実はハゲツルピンだというのは本当か?
勉三さんはメインキャラクターなので当然「キテレツ大百科」によく出ていたが、一番面白かったのは勉三さんが実はカツラだという回だった。あの勉三さんがまさかのカツラだったなんて!しかもそのカツラの下にはハゲツルピンの頭がテカテカと輝いていたのだった!
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勉三さんがカツラだと判明したのは第270回「衝撃告白!勉三さんはツンツルテン?!」という回だった。ある夏の暑い日コロ助が偶然、勉三さんが家の中で暑くてムシムシするからとカツラを取ってハゲツルピンになった姿を目撃してしまう。コロ助は衝撃のあまり勉三さんの秘密を誰か他の人にも話したくてたまらなくなるが、「武士はペチャクチャおしゃべりしないものだ」と教えられたことを思い出し言いふらすことを我慢する。
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しかし結局キテレツにバレてしまい、勉三さんがツンツルテンだというのは3人だけの秘密になってしまう。そんなある日、勉三さんのカツラがどこかへ行ってなくなってしまったからさぁ大変!なんと犬のベンが間違って勉三さんのカツラをかぶって出かけてしまったのだった。
そんな時、勉三さんの彼女の友紀さんが勉三さんの家に遊びに来てしまう。勉三さんは自分のみっともない頭を友紀さんに見られたくないと警戒していたが、意外と友紀さんは勉三さんのツンツルテンの頭が好きだったらしく、ワイルドでかっこいいと好感を持つというオチだった。
・勉三さんがツンツルテンになった深い理由
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しかしどうして勉三さんはハゲツルピンのツンツルテンになってしまったのだろうか。実はこの夏に山形県へ帰省していた勉三さんは、お坊さんのアルバイトをするためにわざと髪を剃ったというのが真相だった。坊さんをやってみたらこれが意外と好評で、秋のお彼岸にも頼まれたのでお経の練習までしているというのだった。
つまり勉三さんは髪が抜けてツンツルテンになった訳ではなく、アルバイトのためにわざと坊主頭にしていたということだった。
・僧侶でない一般人でもお経をあげていいというのは本当か?
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坊主頭の勉三さんの姿はなかなか恐ろしく迫力がある。一度見たら忘れられない勉三さんなのに、その上ツンツルテンになるとさらに凄みが増す。
それにしてもそんなに簡単にお坊さんのアルバイトなんてできるのだろうか。お経を読むってちゃんと修行してきちんとした資格を得たお坊さんしかできないと思っていたのに、勉三さんのようなただの普通の学生でも簡単にできるなんてかなり意外だった。
調べてみるとお坊さんの資格は各宗派がその人に与えるものだが、国家が認めたものではなく民間の資格に過ぎないので、個人で勝手に僧侶を自称してお経を読むことも問題なく可能だろうということだった。そうなの!じゃあぼくでもお経読んでいいのか!知らなかった!!!
勉三さんがハゲツルピンになったことにより、お経は誰でも読めるというどうでもいい知識をぼくは得たのだった。
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