「結婚もしてないのに離婚のしようもないじゃない！」
中島みゆきは独身？結婚歴や離婚歴は？中島みゆきが結婚していないというのは本当か？
・中島みゆきが結婚していないというのは本当か？
・中島みゆきは結婚したことがない
・１９８２年２月２３日「中島みゆきのオールナイトニッポン」放送
・中島みゆきと松任谷由実のラジオ対談における結婚の言及
・夜会「2/2」の中の独身にまつわるギャグ
・夜会「海嘯」の中の独身にまつわるギャグ
・中島みゆきの「夜会工場」での美しいウェディングドレス姿
・中島みゆきの迷曲「結婚」
・「中島みゆき＝独身、結婚歴なし」
・中島みゆきのその他の記事はこちら！
目次
・中島みゆきが結婚していないというのは本当か？
中島みゆきといえば「空と君のあいだに」「地上の星」「糸」「時代」など、時代を超えて次々とヒットを飛ばし、様々な年代から支持されている稀有なアーティストだ。また時代を超えているだけではなく、アジアを中心とする外国でも彼女の歌はカバーされ大ヒットし、国すら超越するシンガーソングライターとなっている。その魅力は重厚感のある歌声、舞台での変幻自在の表現力、精細なメロディーなど枚挙にいとまがないが、最も魅力的な要素は人間の本質を見抜いている普遍的な歌詞にあるだろう。
今となっては力強い応援歌のイメージが強い彼女も、７０〜８０年代には「失恋歌の女王」と呼ばれるほど暗い失恋の歌が多かった。その昔彼女の固定的なイメージは繊細な女心を歌として紡ぎ出し、時には女というものの暗さや湿り気、怖さを隠すことなくありのままに表現する孤高の存在だったようだ。そんな失恋のイメージがかなり強かった彼女は、実生活では結婚しているのだろうか。
・中島みゆきは結婚したことがない
実は中島みゆくは今現在結婚していない。今だけじゃなく、彼女は結婚をしたことがない。ずっと独身を貫いているのだ。結婚したことがないので当然離婚歴もない。
本人もそれをネタにして笑いをとれるほどに開き直っているのが面白い。ここでは中島みゆきが自分が独身、結婚していないことをネタにしたギャグや逸話を見ていこう。
・１９８２年２月２３日「中島みゆきのオールナイトニッポン」放送
１９８２年２月２３日、中島みゆきは３０歳になった。この日はちょうど「中島みゆきのオールナイトニッポン」の放送日であり、生放送の冒頭で彼女はこのように語っている。
えー １９８２年２月２３日 火曜日。
今日も別に変わったことはございません、何事もなかったかのように始めたいと思います。中島みゆきのオールナイトニッポーン！
ぐは〜〜〜〜〜 ２３日になっちゃったじゃないの！ちょっと冗談じゃない！もうほとんど失礼ではないだろうか。２月２３日がなんで来たんだよって感じでもう本当に３０歳！あはは、ちょっともうどうしたもんだろう！あんまりじゃないかい。私が小学校のころにこういう未来を想像しませんでしたもんね！間違っても３０歳でひとりなんてね！暗いわ。
・中島みゆきと松任谷由実のラジオ対談における結婚の言及
１９９４年１０月２３日の「松任谷由実サウンドアドベンチャー」では、中島みゆきがゲストとして登場した。その際にユーミンは中島みゆきに結婚について質問し、それに答えるという場面がある。
松任谷由実「みゆき嬢は、あなたは、結婚にこぎつけそうになったことっていう一度もないの？この人とは結婚しようっていう…昔でもいいんだけど。」
中島みゆき「ないなーないんだなー！結婚してくれないかと言われたことはあるんだけど、その時は結婚とか全く意識になかったのね。まるでお子供ちゃんだった時代で。まだ１０代だよ。でもって、え〜〜〜結婚〜〜〜？いつの話〜〜〜？みたいな感じですっ飛ばし切っちゃって終わって、で、そっから先になったらもう、中島さんって仕事やることの方が好きな人のようだから〜みたいに周りから見られるようになっちゃったの。」
・夜会「2/2」の中の独身にまつわるギャグ
中島みゆきが作詞、作曲、脚本、歌、主演をすべて担っている音楽劇「夜会」において、自分が結婚していない独身であることにまつわるギャグが披露されている。それはベトナムから飛行機で帰る際に、リコンファームするのを忘れたという場面だ。ベトナムの空港でリコンファームについて言及されると、中島みゆきはすかさずこう返す。
「リコンってあんた、結婚もしてないのに離婚のしようもないじゃない、失礼しちゃうわ、縁起でもない！
…あ〜〜〜！！！！！リコンファーム忘れてた〜！！！！！」
・夜会「海嘯」の中の独身にまつわるギャグ
夜会「海嘯」の中でも独身にまつわるギャグが見られる。ロサンゼルスに仕事で行く予定だった中島みゆき演じる主人公の女性が飛行機の中で吐血し、緊急着陸し、ハワイのヒロという田舎町の「テレジア結核療養所」に運ばれる。仕事の電話をかけた際に、結核療養所にいることを知られてはまずいと思った中島みゆきは「テレジア結核療養所」と言いそうになり、慌ててこうごまかす。
「ここは…テレジアけっ…結婚相談所！」
・中島みゆきの「夜会工場」での美しいウェディングドレス姿
結婚していない中島みゆきだが、舞台上で美しいウェディングドレス姿を披露したことがある。それは「夜会工場」における「天使の階段」を歌う場面なのだが、残念ながら「夜会工場」は映像商品化されていないので実際に鑑賞した者の記憶の中だけにその姿は眠っている。その後開催された「夜会工場」はVol.2は映像化されており、こちらも見応えある傑作となっているが、ウェディングドレス姿を見ることはできない。
・中島みゆきの迷曲「結婚」
中島みゆきには「結婚」という変な曲がある。小さな男の子が別の小さな男の子に「ぼくはお前と結婚するぞ」と申し込むという歌だ。
小さな男の子がもっと小さな男の子に
ぼくはおまえと結婚するぞと言った
男の子の母親は驚いて
それはできないことなのよとさえぎった小さな男の子は口をとがらせ抗議した
どうして結婚できないと思うのさ母親はふと思いあたった
もしかしておまえ 決闘と言いたいの
小さな男の子はまちがいに気がついて
気をとり直して そうだよと胸をそらした翌日 若い母親がオフィスでその話を披露した
若くない男の社員が呟いた 同じ場合もあると「結婚」と「決闘」 「結婚」と「決闘」
まだ若い母親は話しやめてしまった
結局男の子は「結婚」と「決闘」を間違えていたというオチなのだが、その２つは同じ場合もあるという皮肉を込めてこの歌は幕を閉じている。中島みゆきの歌詞はいつも説得力があり聞く者を感動させるが、この「結婚」という歌に関しては中島みゆき自身が結婚をしていないので、結婚の深部を感じさせる歌詞にあんまり説得力を感じさせない一曲と言えるかもしれない。
・「中島みゆき＝独身、結婚歴なし」
このように中島みゆきはずっと独身であり、それを踏まえた上で中島みゆき作品を見たり聞いたりしないと、笑いどころがわからなくて損な気分になるという場合もあり注意が必要だ。中島みゆきは自分が独身であることを前提として笑いを巻き起こそうとする場面も多いからだ。
中島みゆき作品を鑑賞したりコンサートに行く際には「中島みゆき＝独身、結婚歴なし」という公式を頭に叩き込んでおけばとりあえず安心だと思われる。
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