むさ苦しそう?軽自動車を使って大人2人で車中泊の旅ができるというのは本当か?

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まじで大丈夫なのか不安だった!!!!!

むさ苦しそう?軽自動車を使って大人2人で車中泊の旅ができるというのは本当か?

・日本国内旅行における合理的な車中泊のススメ
・常に新しいことに挑戦し続け世界の可能性を図ろう
・四国お遍路車中泊の旅に台湾人男子が参加決定!
・軽自動車を使って2人で車中泊の旅ができるというのは本当か?
・軽自動車でも2人で車中泊は余裕で可能だった!

・日本国内旅行における合理的な車中泊のススメ

ぼくは今、四国お遍路の旅をしている。なるべくお金を節約するために、旅の方法は車中泊だ。ぼくは日本では車を所有しているので、車を宿とするほどよい旅行の方法はないと感じている。

日本という国はアジアでは物価が高いことで有名だが、特に高いのは交通費や宿泊費ではないだろうか。ホテルなどはどんなに安いところを探してみても最低3000円はするし、毎夜3000円もの大金を支払っていたらなかなか長旅などできないだろう。

しかし車があれば話は別だ。車を宿に変身させるという「車中泊」という術を使えば、日本での旅をうんと安く抑えることができる。しかも日本にはどこにでも温泉が湧いているので、お風呂に困ることもない。車中泊という術を身につければ、日本国内において賢い形で合理的にしかも快適に旅を行うことができるとぼくは感じる。

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ぼくはこれまでにも紀伊半島一周、九州一周車中泊の旅をやってきたが、その経験を踏まえての今回の四国お遍路車中泊の旅だった。

 

 

・常に新しいことに挑戦し続け世界の可能性を図ろう

今回で3回目の車中泊なので、特に車中泊自体に心配はなかった。ぼくが最初に車中泊をしたのは紀伊半島一周の旅だったが、初めて車中泊をしようとした時には本当にできるのか、ちゃんと寝られるのか、追い剥ぎに遭わないかなど、それはそれは心配ごとが多かったが、案外やってみればできるものであっけないものだと感じた。しかしこのあっけなさも、実際に一歩踏み出してやってみなければ決してわからなかったあっけなさだろう。

しかしぼくたちはいくつになっても、新しいこと、未知なこと、不安だけれど自らの心の源の羅針盤が指し示す方向へ、突き進んでいくべきではないだろうか。ぼくもひとつの旅に出かけるごとに、何か必ず新しいことに常に挑戦しようと心がけている。

 

・四国お遍路車中泊の旅に台湾人男子が参加決定!

今回ぼくが新しい挑戦をするつもりで、とてつもなく不安だったのは、車中泊をひとりではなく2人でやるということだった。なんとカンボジアで出会って友達になった台湾人が、ぼくの四国車中泊の旅に参加したいと申し入れてきたのだ!

ぼくはこれまでひとりで車中泊の旅をしてきたから勝手がわかるものの、2人で車中泊の旅なんてできるのだろうかととても不安だった。しかし来るものは拒まずの精神でなんとかやってみようと、来てもいいよと彼に OKサインを出した。彼にとってはこれが最初の日本旅になるらしい。最初の日本旅が、東京でもなく京都でもなく、四国お遍路車中泊一周なんてかなりディープな内容ではないだろうか。

 

 

・軽自動車を使って2人で車中泊の旅ができるというのは本当か?

ぼくが不安だったのは、ぼくの自動車が軽自動車だったからだ。ホンダのゼストという車種だが、ひとりで眠るには申し分のないスペースが確保されるが、2人で眠れるのかどうかと聞かれればYESと答えられる自信がなかった。なんか感覚的にはめちゃくちゃ密着して、寄り添い合わなければ眠れないような気がしたのだ。

なんだか男2人で軽自動車の中で車中泊するなんて、想像するだけでなんとも息苦しいような、むさ苦しいような感じがしてこないだろうか。本当にそんなこと可能なのだろうか。しかもお遍路車中泊を一緒にやるということは、朝起きてから夜眠るまで、いや夜寝てからも延々と一緒に過ごすことを意味するが、なんだかそのあまりの親密ぶりに鬱陶しさを感じたりしないのだろうか。ぼくの不安は募る一方だったが、とにかく彼の初の日本旅がよいものになるよう、日本人として努力する他はない。

 

 

・軽自動車でも2人で車中泊は余裕で可能だった!

そしてついに彼と一緒に旅を始める日がやって来た。ぼくは彼に出会うまでに2日間かけてお遍路第11番から逆に回って第82番まで回っていたので、残りを彼と回ることになる。彼と香川県高松市のバスステーションで待ち合わせして、ついに彼を迎え入れる。そして最初の夜である。本当に軽自動車で2人で眠れるのだろうか。

結論から言えば、眠ることは可能だった。2人横並びで、やや密着するような形にはなるものの、ぼくも彼も寝袋にくるまっていることから、むさ苦しさや暑苦しさを感じることはなかった。しかも彼はなぜか寝袋を顔までかぶって、全身を黒い寝袋で覆い、まるで巨大イモムシのようになって眠る癖があったので、狭い車内で寝ているうちに間違って顔が密着するなんてこともなく快適に寝られる日々が続いた。

なんでも実際にやってみないとわからないものだ。軽自動車の中で2人で車中泊なんて、絶対にめんどくさそうだと感じていたが、実際にやってみると案外あっけなくできてしまうものなのだと感じた。なんでも最初からできなそうだと諦めてしまうよりも、なんでも実際にやってみることである。確かに荷物は2人分になるので、ひとりの時は横の座席に置けた荷物を置けなくなったりと手間もやや増えたが、人生初のお遍路という貴重な経験を異国の台湾人男子と2人で遂行できてよかったと思っている。

 

 

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