ぼくは今、非常に迷っている。
中島みゆきラストツアー「結果オーライ」初日に参加!コンサートで新曲を聞くと嬉しいというのは本当か?
・アジアを這う旅が終わる運命
・中島みゆきラストツアー「結果オーライ」へ参加決定
・ニューアルバム「CONTRALTO」の発売日からコンサートまで5日しかない
・いっそ「CONTRALTO」を全く聞かないままでコンサートに行くべきか
・コンサートで真新しい新曲を聞くと観客は楽しめるのか楽しめないのか
・結局「CONTRALTO」を聞かないままで「結果オーライ」初日に参加した
・詳細な「結果オーライ」初日公演徹底レポート
目次
・アジアを這う旅が終わる運命
ぼくは今、アジアを旅している。タイのバンコクから出発して、カンボジア、ベトナム、ラオスを経てずっと訪れたかった中国の雲南省を旅して、ぼくはここに来るためにこの旅を始めたのだと思えるほどに充実した美しい旅の日々を送っている。
麗江で中国の観光ビザも取得し、12月29日までは自由に中国国内を旅行できる予定である。しかしこのアジアを這う旅も、間も無く終わりを告げようとしている。旅する運命を引き裂くほどに強い運命が、日本でぼくを待っているからだ。
・中島みゆきラストツアー「結果オーライ」へ参加決定
ぼくがやがて旅を終えなければならないと予感しているのは、中島みゆきのラストツアーの初日に参加できることが決まったからだ。友達のなみくんが強運の持ち主で、ただでさえ少ない東京公演のチケットを取れる確率の少ない電話で取れたらしく、ありがたいことに一緒に見に行こうと誘って来れたのだった。
中島みゆきラストツアー「結果オーライ」の初日は2020年1月12日!それまでに東京へと辿り着かなければならない。
・ニューアルバム「CONTRALTO」の発売日からコンサートまで5日しかない
さて、ぼくは2019年9月からずっと旅を続けているので当然中島みゆきの新作を鑑賞することもできていない。日本の世間では2019年の11月27日に夜会「リトル・トーキョー」の映像作品が発売されたようだが、それを見たくても中国の山奥では届きようもないので悲しく寂しい思いだ。
さらに問題なのは、中島みゆきのオリジナルアルバム「CONTRALTO」が2020年の1月8日に発売するという事実だ。ぼくが行く中島みゆきのコンサート初日の1月12日までたったの5日しかない。ぼくはこの旅をギリギリで終わらせるつもりで、1月10日くらいに東京に着こうかと予定していたが、「CONTRALTO」を聞き込んでおくべきだろうか。
「リトル・トーキョー」のような映像作品とは違い、音楽作品はITunesなどで発売日からダウンロードできることから、ぼくが発売日に中国にいようが世界のどこにいようがスマートフォンにダウンロードして「CONTRALTO」を聞き込むことは可能であるように思われる。たった5日しかないけれど、コンサートに備えて新作のアルバムを聞き込んでおくことはコンサートを十分に楽しむ上で重要なことのように思われる。
・いっそ「CONTRALTO」を全く聞かないままでコンサートに行くべきか
しかしふと思ったのだが、逆に新作アルバム「CONTRALTO」を何も聞きこまないままコンサート初日へと赴き、コンサート会場で新曲をたくさん聞いて感動するという楽しみ方もありなのだろうか。
コンサートツアーなので例年通りであるならば、新作の楽曲に重きをおいてコンサートの曲目が構成されるのは自然な流れだろう。やはり今回のラストコンサートでも「CONTRALTO」からの楽曲が多く披露されることは容易に予想されるが、その時に初めて「CONTRALTO」の楽曲を聞いて感動するのも乙なものだろうか。
・コンサートで真新しい新曲を聞くと観客は楽しめるのか楽しめないのか
中島みゆきの音楽劇としての「夜会」は、最初の数作はそれまでのみんなが知っている既存曲によって主に構成されていたのに対し、最近の夜会はもはやその夜会の演目のために作られた完全な新曲しか歌われず、中島みゆきファンも舞台ですべての新曲に耳をすませながら聞き取ることには慣れてしまっている感がある。しかし夜会では、全部新曲だということを考慮して、聞き取りやすいような言葉で作られた楽曲の構成になっているような感じもする。
逆にコンサートでは当然ながら既存曲しか歌われないのだが、ごくたまに中島みゆきによってCD化されていない他人への提供曲が歌われたりして、その際には中島みゆきがなんと歌ってるのか聞き取りにくく困惑したこともあった。それは中島みゆきコンサートの「縁会」の中で工藤静香に提供した「NIGHT WING」が中島みゆきによって初めて歌われたのを聞いたときのことだった。ぼくはそれまでこの曲をまったく聞いたことなかった。その時の感想はこんな感じだった。
「わからない…なんて歌っているのかわからない…。」
やはりせっかくのラストコンサートでこんな困惑した状態を避けるために、5日間だけでも「CONTRALTO」を聞き込んでおくべきだろうか。それともコンサート会場で全くの新しい新品の楽曲を楽しむという情緒を試してみるべきだろうか。まだ時間があるのでいま少し考えてみようと思う。
・結局「CONTRALTO」を聞かないままで「結果オーライ」初日に参加した
結局「CONTRALTO」を聞かないままで中島みゆきのラスト・ツアー「結果オーライ」初日に参加してきた。そのレポートは以下の記事にまとめました!果たして「CONTRALTO」を聞かなくても「結果オーライ」は楽しめたのか?!その結果をどうぞご覧ください!
セットリストあり!「CONTRALTO」を聞いてなくても中島みゆきラスト・ツアー「結果オーライ」初日を楽しめるというのは本当か?
・詳細な「結果オーライ」初日公演徹底レポート
上記とは別の、かなり詳細な「結果オーライ」初日公演のレポートは以下にまとめましたので、どうかご覧ください!