みずいろてすと誕生の秘密!集団に所属していないとお金を稼げないというのは本当か?

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所属しないままでお金を稼ぐことは可能か。

みずいろてすと誕生の秘密!集団に所属していないとお金を稼げないというのは本当か?

・人間は一般的に集団に所属してお金を稼ぐ
・日本人は雇われることに満足し中国人は起業を目指す
・ぼくも病院という集団に所属していた
・旅がただの消費行動だというのは本当か?
・旅により集団を抜け出して創造からの収入へ
・みずいろてすと誕生の秘密

・人間は一般的に集団に所属してお金を稼ぐ

人間は労働し、お金を稼ぐ。お金を稼がないと生きられないからだ。お金がないと、食べ物も買えないし、服も着られないし、家に住むこともできないから、労働したくなくても仕方なく働いている人が大半だろう。その労働にもさまざまな種類がある。

最も一般的なのは企業や集団に所属して、自分の若く健やかな生命の時間をその歯車や部品として稼働させる見返りとして、お金をもらうというやり方だ。自分という個人だけではお金を人々から吸収するだけの力がないので、既成のお金を吸収する能力のある集団へと所属しその歯車となるのは、最も簡単で安全な方法であると言えるだろう。

安定した満足のいく給料も入ってくるし、集団の中で助け合うので困ったときは助け合えるし、責任は分散できるし、集団の中で労働するということは人間にとって最も安全でふさわしい生き方であると見なされている。ほとんどの人々は、この集団に所属するという方法で金を稼ぎ一生を終えることだろう。

なお自分自身の若くなんでもできる健やかな尊い時間が、月に30万円ほどで売られるのがふさわしい価値基準なのかどうかは、定かではない。

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・日本人は雇われることに満足し中国人は起業を目指す

日本人はこのように安全、安心な集団に所属し金を稼ぐというやり方が主流であり、それにより一生を終えることに違和感を覚えている人も少ないが、隣の中国ではそうでもないらしい。彼らにとっての目標は、起業し自分自身の力で金を稼ぐことができるようになることのようだ。この意気込みは、多くの日本人とは異なるのではないか。

その理由は、集団に所属していると自由がないという考えから来ているようだ。彼らにとって集団から抜け出して自分自身で金を稼げるようになるという行程は、自分自身が自由を手に入れる行程と重なって行くようだ。

もちろん彼らも最初から起業するわけではなく、最初は集団に所属してからそこで労働のノウハウやテクニックを学んだ上で起業することを目指して行くらしい。同じような見た目で同じ漢字文化圏であっても日本人と中国人では目指している方角がいささか異なるようだ。

 

 

・ぼくも病院という集団に所属していた

ぼくはといえば当然のように集団に所属してお金を稼ぐという方法を取って来た。病院という集団に所属することにより、医者として労働してきたのだ。父親は市役所で働き、母親は小学校で働き、もはや人間というものは集団に所属しながらお金を稼いで生きていくのが当たり前なのだろうと両親を見ながら幼い頃から思って来たので、なんの違和感もなく病院で働くことができた。

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しかしそんなぼくにも転機が訪れる。世界を見るための旅に出たい、世界一周の旅をしたいという旅の炎が根源から燃え盛って来たことだ。自らの根源に誰も逆らうことはできない。ぼくは潔く医師という仕事を中止して旅に出ることにした。働き始めて3年経った時のことである。3年集団で労働して節約して貯金したお金で世界を旅しようと計画していたのだった。

 

・旅がただの消費行動だというのは本当か?

旅人の炎

旅というのは、一般的にはただただ“消費する”だけの行動である。旅行してお金が増えました!とかいう珍しい話はあまり聞かない。旅といえば、普段労働して一生懸命貯金したお金を羽振りよく大量に使い、その消費行動を愉しみ、ストレス解消でもしてさぁまた仕事を頑張ろうとというような、お金を消失する行為である。

ぼくももちろん医師として働いて稼いだお金をただただ消費して帰ってくる決意だった。しかしぼくは思ったのだ。旅をただただ消費し消失するだけの浪費の日々にしたくはないと。もちろんお金を支払った上で、旅という大いなる行動をとるわけだから、それなりの経験や学びなどの見返りは返ってくるだろうが、それを受容するだけでは不十分であるとぼくは感じた。

ぼくは「創造」がしたいのだ。もしも世界一周の旅路のさなかで、世界から何かしらの感性を自分という受容体が受け取ったのならば、そしてそれが自分という器でしか受け取ることのできない手紙だとしたら、ぼくにはそれを咀嚼し、吸収し、自らの魂の中へと抽出されたその感性を世界へと向かって透明に解き放つ義務があるのだと勝手に解釈した。

そしてその創造が、旅をするという消費行動によって引き起こされるものならば、その創造によってお金が輪廻して返ってくるというのは当然の顛末である。ぼくは創造として旅のブログ「ミズイロノタビ」を作成することにした。ここには自分の旅の記録や、旅から受け取った感性による純粋な創造としての詩を掲載している。

 

 

・旅により集団を抜け出して創造からの収入へ

ぼくはこのブログにグーグルからの広告を掲載することにした。ぼくのブログの広告を見てくれている人が押してくれれば、ぼくに10円ほど入るというささやかな仕組みだ。ぼくの旅は、旅をただ消費行動にするわけではなく、生み出すという行為に転換させるための個人的な挑戦である。

ぼくは旅の炎を通して、病院という集団を去り、自らの創造でお金を得るという挑戦を開始した。もちろん病院という集団に所属していた方がはるかにお給料は高かったし、安定した収入を得られる。創造から収入を得るという行為は、この世界において決して簡単ではないようだ。

最初の頃は1ヶ月に1000円程だったが、少しずつ少しずつ増えてきてありがたいことに最近では3000円程になった。この収入では普通の生活を営むことは難しいだろう。しかし、重要なのはその額ではなく、自分自身が自分自身の創造によってお金が生み出されるという真実である。無の世界から自分の腕によってこの世界に生み出された創造が、人々の心に働きかけ収入を得てくれるなんてとても誇らしいことではないだろうか。

自分の好きなことを世界へと発信して、その創造によりお金を稼ぐ。集団に所属することでしか生きられないと思っていた自分が、なにひとつ稼ぐ能力などないと思っていた自分という個人が、自らの力によってほんの少しでも収入を得られるという満足感は他には代え難いものがあると確信している。

 

 

・みずいろてすと誕生の秘密

ぼくはミズイロノタビの中で、どのようにブログを開設し、どのように自らの創造で収益を得るための準備を整えるのかを以下の記事にまとめた。

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そして、この記事の中のドメイン取得の解説画像を作ろうとして、途中で止めるつもりでドメイン取得の手続きを進め、なんとマヌケなことに間違えて本当にドメイン登録してしまい、1年分の料金も支払ってしまい、どうしようもなく持て余してしまったドメイン名を、もったいないのでなんとか活用しようとして始めたのが、何を隠そうこの「みずいろてすと」のブログである。

 

 

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