かすかべ防衛隊、ファイヤー!!!!!
かすかべ防衛隊結成の経緯を徹底解説!かすかべ防衛隊はしんのすけが発案したというのは本当か?
・「かすかべ防衛隊」の5人のメンバーとキャッチフレーズ
・かすかべ防衛隊はクレしん放送開始当初は存在していなかった
・「かすかべ防衛隊」が結成されたのはしんのすけの何気ない一言がきっかけだった!
・「かすかべ防衛隊」の隊長は誰?
・「かすかべ防衛隊」の秘密基地はよしなが先生の部屋
・意外とまともな「かすかべ防衛隊」の初会議
・中途半端に終わった「かすかべ防衛隊」の初任務
・「かすかべ防衛隊」の活躍は続いていく!
目次
・「かすかべ防衛隊」の5人のメンバーとキャッチフレーズ
アニメクレヨンしんちゃんには「かすかべ防衛隊」というグループが頻繁に登場する。普段のアニメにもよく出てくるし、映画で大活躍することも多いので、クレヨンしんちゃんを見ている人にとってはとても馴染み深い存在だろう。
「かすかべ防衛隊」のメンバーは基本的に、しんのすけ、風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんの5人体制だ。結局力を高めるために5人で構成されるキャッチフレーズは以下の通り。
風間くん「春日部の愛と平和を守るため!」
ネネちゃん「勇気凛々!」
マサオくん「悪と戦う!」
ボーちゃん「そうだ、ぼくらは!」
しんのすけ「かすかべ防衛隊!」
ちなみにいつもの掛け声は5人みんなで勢いよく「かすかべ防衛隊、ファイヤー!」だ。
・かすかべ防衛隊はクレしん放送開始当初は存在していなかった
しかし「かすかべ防衛隊」って、アニメにも映画にもかなりよく出てきて有名となっているけれど、一体どのような経緯で結成されたのだろうか。アニメが始まった当初からもう既に「かすかべ防衛隊」は存在していたのだろうか。
実はアニメクレヨンしんちゃんが放送開始した1992年4月当時、「かすかべ防衛隊」はまだ結成されていなかった。もちろんしんのすけはふたば幼稚園に通っていたので、そこには風間くんやマサオくん、ネネちゃんにボーちゃんも登場していたが、ただの幼稚園の友達という立ち位置であり、5人みんなで1つのグループという意識は薄かった。
これが固い友情で結ばれた「かすかべ防衛隊」というグループを結成するに至ったのは、実はしんのすけのある一言がきっかけだった。
・「かすかべ防衛隊」が結成されたのはしんのすけの何気ない一言がきっかけだった!
「かすかべ防衛隊」が結成され、初めて登場するのは1995年5月1日の「かすかべ防衛隊だゾ」という、そのまんまの名前の回だ。「かすかべ防衛隊だゾ」の冒頭では、早速「かすかべ防衛隊」が結成される。
いつものように公園に集まった仲良しの5人。今日は何をして遊ぶか考えているときに、いきなりしんのすけが「オラにいい考えがある」と前置きした上で「実はかすかべ防衛隊ごっこをやろうと思ったの」と発案する。初めて聞いた人からすれば「かすかべ防衛隊」って何やねん!と不思議に思ってしまいそうになるが、案外みんな物分かりがよく、「おもしろそうだな!」「やろうやろうー!」と乗り気になる。
このようにして全く何の説明もないまま、しんのすけの発案によっていきなり「かすかべ防衛隊」が発足したのだった。
・「かすかべ防衛隊」の隊長は誰?
「かすかべ防衛隊」が結成されたからには隊長が必要だ。
風間くんは自信満々に「当然ぼくしかいないだろうなー!」と隊長に立候補すると、しんのすけは「じゃあオラはスーパーウルトラ隊長やる!」、ネネちゃんは「ネネはプリティー隊長ね!」、マサオくんは「ぼくはね、スペシャル隊長!」、ボーちゃん「ぼく、ハンバーグ隊長」などとそれぞれが独自の隊長として立候補し、明らかにまとまりが感じられない。
隊長は保留となり、まずは秘密基地を作ることにした。しんのすけたち「かすかべ防衛隊」は、一体どこに秘密基地を作るのだろうか。
・「かすかべ防衛隊」の秘密基地はよしなが先生の部屋
なんと「かすかべ防衛隊」の秘密基地にしようとした場所は、ふたば幼稚園ひまわり組担任のよしなが先生のアパートの部屋だった!よしなが先生は当時独身の1人暮らしだったので、子供たちにとって気軽に立ち寄れる格好の秘密基地だったのだ。しんのすけの「オラとっておきの場所知ってる!」という一言が決め手となった。
勝手にドアに「かすかべぼーえーたいひみつきち」という紙を貼り、知らない間に「かすかべ防衛隊」の秘密基地になってしまったよしなが先生の部屋!彼女も最初は拒否していたものの、「何かを訴える子供の眼差し攻撃」にやられて秘密基地にすることを許してしまう。しかも自分は秘密基地の管理人としてこき使われる運命にあるのだった。
秘密基地も決まったところで、ついに「かすかべ防衛隊」としての初めての会議が開催される。
・意外とまともな「かすかべ防衛隊」の初会議
「かすかべ防衛隊」って何をするの?というネネちゃんの最も重要な質問に、さまざまなどうでもいい意見が飛び交うが、ボーちゃんの「弱いものイジメは?」という一言をきっかけに「それだ!弱い子をいじめっ子から守るんだ!」というしっかりと真面目な話の流れになり、「かすかべ防衛隊であることの誇りを持って、いじめのない明るい社会を築き上げるんだ!」「春日部から悪を一掃するんだ!」という、正義の味方として活躍していく路線で一致する。
幼稚園児とは思えないしっかりとしたまともな内容の「かすかべ防衛隊」初会議は終了し、早速町内にパトロールに出かける。やっと子供たちが帰ってくれるとよしなが先生が一瞬喜んだのも束の間、ボーちゃんが連絡係として秘密基地に残ると知りガックリする。
・中途半端に終わった「かすかべ防衛隊」の初任務
パトロールに出かけた4人はしんのすけとマサオくん、風間くんとネネちゃんの二手に分かれてパトロールを開始する。しかし、しんのすけとマサオくんは結局友達を見つけて一緒に遊んでしまい、風間くんとネネちゃんは習い事を思い出してそのまま帰ってしまった。このようにまともな話し合いをした割には、「かすかべ防衛隊」の初任務は中途半端に終了してしまったのだった。
・「かすかべ防衛隊」の活躍は続いていく!
「かすかべ防衛隊」の活動は次の日も続き「昨日はバラバラになっちゃったけど、今日はもっとビシッとしよう!昨日のパトロールの報告によると我が春日部にいじめはないらしいということだけど、最近のいじめの傾向は、一説によると表沙汰にならない水面下のいじめが増えている…」などと演説する風間くんたちを前にして、秘密基地の管理人よしなが先生は、これからも「かすかべ防衛隊」の遊びが続き自分の部屋が勝手に使われてしまうことに、未来への不安を感じずにはいられないのだった。
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