果物は冷やすと美味しいというのは本当か? 〜温度と味覚の関係〜

 

果物はぬるい方が甘い!(経験上)

果物は冷やすと美味しいというのは本当か? 〜温度と味覚の関係〜

・美味しい果物はいつも冷蔵庫から
・沖縄のさまざまな南国的なフルーツたち
・安い沖縄のマンゴーの魅力
・常温の方が果物は甘くて美味しい 〜温度と味覚の関係〜

・美味しい果物はいつも冷蔵庫から

果物といえば、冷蔵庫の中に入っているものというイメージがある。陽の照りつける夏の季節に、冷蔵庫からおばあちゃんが冷えた桃や梨を出してくれてむいてくれて食べた果物の愛しい甘さの思い出はいつまで経っても忘れることができない。

幼い頃から冷えた美味しい果物が冷蔵庫から出てきたという喜ばしい思い出からか、ぼくの頭の中では果物=冷えていて美味しいものというイメージが焼き付いて離れなかった。そしてそれを疑うこともなく、ぼくは大人になっていった。

 

 

・沖縄のさまざまな南国的なフルーツたち

しかしこの「果物=冷たい方が美味しい」というぼくの脳内の絶対的な疑いなき法則を打ち崩したのは、他でもない10年間住んだ沖縄の地だった。

沖縄には日本本土にはないさまざまな鮮やかなフルーツたちが市場に並び、ぼくたちはそれを特に夏の季節に楽しむことができる。スターフルーツやグアバ、ドラゴンフルーツなど特徴的な南国のフルーツたちが並ぶ中で、ぼくが特に好んで食べていたのは、マンゴーだった。

 

 

・安い沖縄のマンゴーの魅力

沖縄のマンゴーはとにかく安い。日本以外のアジア諸国に比べれば高いかもしれないが、日本では最も安価でマンゴーが手に入るのは沖縄ではないだろうか。お土産物用の美しい外見をしたしっかりと梱包されたマンゴーたちはもちろん沖縄でも高価だが、ちょっと傷んでいたり旬を過ぎそうなマンゴーたちスーパーマーケットや地元の市場などではとても安く売られ、6月〜のマンゴーの季節だと大きなものが2つ入って500円とかは普通にあった。

ぼくはその南国的な味わいとオレンジ色の可愛らしい出で立ちと甘やかな香りに魅了されて、マンゴーの季節になれば毎週マンゴーを楽しんでいるほどマンゴーに夢中になっていた。沖縄に住んでいた最後の1年は離島の宮古島で過ごしたが、マンゴーで有名な宮古島では最も頻回にマンゴーを食していた思い出がある。

そしてそのままのマンゴーを食べるだけではなく、マンゴージャムを手作りで作ってパンに塗って食べたりしていた。

 

 

・常温の方が果物は甘くて美味しい 〜温度と味覚の関係〜

ぼくが気になったのは、マンゴーの甘さと温度の関係だ。当然のように果物は冷やした方が美味しいと思い込んでいたぼくは、最初のうちはいつもマンゴーを冷蔵庫で冷やして食べていたのだが、ふと気がついてみると、冷蔵庫で冷やしたマンゴーよりも、常温で置いていたマンゴーの方が甘くて美味しくて魅力的な味であることに気がついた。

おそらくだが、温度と甘さの味覚には相関関係があり、冷たい食べ物の方が人間の舌には甘さを感じにくくなり、常温や温かな方が甘さを敏感に感じ取るようにできているのではないだろうか。おそらくアイスクリームなどは極度に冷たいので、人間が甘さを感じ取るために大量の砂糖を入れられているに違いない。食べ物の味というものは、そのもの自体の味わいだけではなく、温度によってもその味わいを激しく変化させるのだと悟り、食べ物というものの奥深さを知らされた思いだった。

それ以来ぼくは「常温の方が果物は甘くて美味しい」という自らの味覚の直感を信仰し、すべての果物に当てはめてこれを実践したが、この法則は真実だろうと思う。マンゴーだろうが桃だろうが梨だろうが、すべての果物がこの法則に当てはまった。

果物は冷蔵庫に入れるよりも常温で置いておいた方が絶対に甘くて美味しい。信じられない方はぜひ一度試してみてほしい。それともこんなことは無知なぼくが知らなかっただけで、とっくの昔から常識的なことなのだろうか。

 

 

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