まじでガラスフィルムって割れやすすぎじゃない?!
プラスチックフィルムの方が絶対いい!スマホ液晶フィルムは強化ガラスを買うべきだというのは本当か?
・強化ガラスフィルムの繁栄とそのメリット
・強化ガラスフィルムとプラスチックフィルムを実際に比較すると
・最悪!強化ガラスフィルムは何度も買い換えさせられる
・プラスチックフィルムの素晴らしさ
・多数決の醜悪
目次
・強化ガラスフィルムの繁栄とそのメリット
ぼくは人生でスマートフォンを購入して以来、ずっと液晶画面にフィルムを貼ってきた。スマートフォンは液晶画面が命であり、それが損傷したり破損したりすると元も子もなくなるからだ。それゆえに10年以上はスマートフォンの液晶保護フィルムを購入してきた。
最近その液晶保護フィルムの風向きが変わってきたように思う。Amazonなどの通販サイトで「スマホ フィルム」と検索すると上位に出てくるのは、「強化ガラスフィルム」ばかりである。いつからこんな風潮になったのか知らないが、とにかく強化ガラスフィルムしか検索結果に出てこない。
ぼくはこんなに上位に強化ガラスフィルムばかり出てくるのだから、みんなこれを使っており、これを使っていればきっと強力な保護ができるのだろうと考えていた。なんでもガラスフィルムには、液晶の保護能力が高い、貼りやすい、気泡が入りにくいなどのメリットがあるという。これらのメリットが支持され、大衆に受け入れられているのだろうか。
強化ガラスフィルムの前に主流だったのは、「プラスチックフィルム」と呼ばれるようだ。しかし今となっては、検索結果の目立つ位置にプラスチックフィルムの姿を見つけることはできない。もはや完全にシェアを強化ガラスフィルムに奪われてしまったようだ。”強化”ガラスフィルムという名前から、こちらの方が保護能力が強そうに思い込まされ、信頼できるようなパワーがあるようにも感じる。
しかし本当に今の世に氾濫しているこの強化ガラスフィルムというものが、これまでのプラスチックフィルムよりも優れているのだろうか。
・強化ガラスフィルムとプラスチックフィルムを実際に比較すると
確かにこれまで使ってきたプラスチックフィルムと強化ガラスフィルムを比べると、断然強化ガラスフィルムの方が貼りやすいように思われる。そして貼る際に気泡が入らないというのは本当だ。その点においては強化ガラスフィルムはプラスチックフィルムに勝っていると言えるだろう。それでは肝心の液晶画面の保護能力はどうだろうか。
ぼくは液晶画面の保護能力に関しては、プラスチックフィルムも強化ガラスフィルムもそんなに変わらないように思える。そもそも液晶フィルムを保護するために、もう一枚余分に膜を貼っているのだから、その一枚ぶん保護能力が上がるのは当然のことであり、これは安心のためという意味合いが大きく、実際に保護能力を確かめる機会なんてそんなにないのだが、たまに落としたりしたときはどちらも変わらず液晶を保護してくれており、どちらもその重要な役割をきちんと果たしてくれている印象である。
しかし、ぼくはものすごく気になることがあった。それは強力ガラスフィルムに変えてから、やたらと保護フィルムを買い換えなければならなくなったということだ。
・最悪!強化ガラスフィルムは何度も買い換えさせられる
これまで使用してきたプラスチックフィルムでは、買い換えることなんてあり得なかった。ひとつのスマートフォンを使用する2年の間、ずっとそのプラスチックフィルム一枚でまかなえていたのである。それゆえに、フィルムを買い換えることなんて思いもよらなかったし、その間も何回か落として液晶をぶつけたりしたが、ちょっとした傷がつくだけでその後でさえ使用することが可能だった。
しかし強化ガラスフィルムは違う!強化ガラスフィルムは落としたときに当然液晶を守ってくれるのだが、ものすごくヒビ割れやすいのだ。そして一度ヒビ割れたが最後、その割れはフィルム全体へと拡大していき、もはや使い物にならなくなる。
しかも強化ガラスフィルムはすぐにちょっとした傷がつく。え、また傷ついたの?あれ、また傷ついたの?と驚くほどに、すぐに傷がつく。その傷がやがてものすごく大きな割れへと拡大し、その結果として何回も買い換える羽目になってしまうのだから、ものすごくフィルムに費やすお金が増えてしまった。
強化ガラスフィルムは高価なのだ。これは強化ガラスフィルムの大きなデメリットである。その上、”強化”ガラスフィルムと書いてあるのに、全然強くなく、むしろプラスチックフィルムよりもはるかに割れやすく、弱い印象だ。こう何回も買い換えていては、お金がもったいなさすぎる!!!
ぼくはその点において強化ガラスフィルムがとんでもなく無能な品であることに気づき、3回ほど買い換えたところで愛想をつかし、久々にプラスチックフィルムに変えた。
・プラスチックフィルムの素晴らしさ
その結果、まったく買い換える必要がなくなり、すっかりプラスチックフィルムのよさを再認識させられた。もちろんプラスチックフィルムでも傷はつくのだが、強化ガラスフィルムとの違いは、強化ガラスフィルムはその傷がフィルム全体に拡大しやがて使い物にならなくなるのに対し、プラスチックフィルムはまったく傷が拡大せずそのままその後も長い期間使い続けられる点にある。
ぼくはプラスチックフィルムの優秀さにやっと気が付き、そして強化ガラスフィルムの無能さをはっきりと悟った。何度も買い換えなくてはならないお金のかかるフィルムに、なんの価値があるというのだろう!そしてどうしてこの無能な強化ガラスフィルムが世の中でこんなに繁栄しているのだろう。まったく不思議でならない思いだ。
ぼくは以下のプラスチックフィルムに変えてから、一度も交換せずに今に至る。これまで強化ガラスフィルムは3回も交換して本当にお金を無駄遣いしたと思っている。強化ガラスフィルムをやめて、プラスチックフィルムに戻して心からよかったと思っている。
・多数決の醜悪
みんなが使っているからいいはずだと、多数決の思想で物事を決めてしまうと、このように過ちを犯してしまうことが多々ある。人間というものは誰しも皆間違いながら生きており、ほとんどの人が間違った方を選び取りながら生きていることだってあるのだ。ほとんどの人が間違った方を選択しているのに、多数決の思想で、そちらの方が正しいのだと決めつけられてしまうと、間違っていることが世の中で正しいと見なされるようになり、そのようにして人間の集団全体が大きな過ちへと突き進んでしまう。流行というものの気持ち悪さもこの点にある。
それは別にこの強化ガラスフィルムの一件のことに始まったことではなく、人間の集団がいつまで経っても戦争や人殺しへと突き進んでしまう愚かな性質を見ていればわかることだろう。どの人間も間違いだらけであるのに、多数決の思想で決めていては、間違いを正しさだと思い込んでしまうことが多々ある。
そしてもしかしたら資本主義のこの世の中、衆生をだまくらかしても金儲けできればいいという思想が蔓延しており、割れやすく粗悪な性質を伴った強化ガラスフィルムという製品を繁栄させることにより、何度も人々に無駄にフィルムを買い換えさせてはお金を儲けているような種類の人間がいないとも限らない。ぼくたちは自分が生きる時間を削って手に入れた大切なお金というエネルギーを、無駄に簡単に吸い取られないように常に心から留意し、生活を営まければならない。この世の中では注意深く生きなければ、簡単にお金を騙され奪われることばかりである。
絶対こっちの方がいい!
↑強化ガラスフィルムと同じ金儲けの小賢しい匂いを感じる流行はツーブロックという髪型だ。