残念ながらMade in Chinaのカバンはダメでした!!!!!
Made in Chinaの実情!中国製は品質が悪いから買わない方がいいというのは本当か?
・日本の街のように美しかった中国の都会
・中国雲南省麗江で可愛い緑のリュックを買った
・Made in Chinaのリュックは細かいところに粗さが目立った
・Made in Chinaのリュックの品質は結局よくなかった
目次
・日本の街のように美しかった中国の都会
2020年の中国大陸横断の旅を通して、中国の都市は美しく日本の都会とそんなに変わりないと感じた。日本をお手本として頑張って近代化し、発展した様子が感じられた。このように文化やシステムというのは、お互いに教えたり教えられたりしながら、お互いに国のレベルを高めていくのだろう。
こんなに日本と同じくらい清潔で街が綺麗ならば、きっと中国製の製品も改善されているのではないかと期待した。今までだとMade in Chinaの製品というのは、安かろう悪かろうで、安くで手に入るものの品質が悪いというかそこそこだというイメージがあったが、もはやそんなこともないのではないかと思ったのだ。
・中国雲南省麗江で可愛い緑のリュックを買った
ぼくは中国雲南省の麗江で、緑のレザーの小さな可愛いリュックサックを購入した。背面には怒った猫(トラ?)の絵が描かれていたことが、喜怒哀楽の中でも怒りを好きなぼくの心の琴線に触れたのだった。ぼくはこのリュックを旅行用のサブバッグにしようとしていたので、その役割はかなり重要だった。
値段は450元だったところを350元にまけてくれた。日本円で5000円くらい。物価の安い中国では結構高級品である。しかしそれでも日本でレザーのリュックが5000円では買えないだろう。Made in Chinaの品質が悪いという噂はあっても、まさかこの短い旅行中に壊れてしまうことはないだろうと思っていた。
・Made in Chinaのリュックは細かいところに粗さが目立った
このリュックサックは麗江オリジナルのブランドで麗江でしか売っていないそう。麗江の職人がひとつひとつ手作りで作っているらしい。麗江はこのように若者のクリエイティブな熱気を感じることができてとても楽しい。
しかし“手作り”だからなのか、購入してから細かい点でこのリュックに粗い部分があることに気がついた。レザーを断つときに型通りに切られていなかったり、刺繍がやや粗いと感じる部分もあった。まぁリュックとして使用するには問題ないし、細かいことは気にしないでおこうと思った。5000円だし。けれどこのような粗いものは、日本では売られることはないだろうと感じた。
・Made in Chinaのリュックの品質は結局よくなかった
細かい点は気になりつつも、それなりに気に入っていたので中国大陸横断中にはずっとこのリュックがサブバッグだったが、だんだんと皮が破れてきたので大丈夫だろうかと心配になった。鞄の作りとか重力のかかり方で、このように破損しやすいようになってしまっているのだろうか。
ぼくがやっぱりMade in China製品はダメなのかもと思ったのは、最終的にリュックのチャックが壊れて全然使いものにならなくて大変困ったからだ。途中でチャックが壊れ、チャックを開ける方向に動かしても閉じる方向に動かしても、チャックが閉まらなくなってしまったのだ!この破損は実に絶望的だった。チャックが閉まらなければリュックがリュックとしての役割を果たさない。
ぼくはなんとかチャックを直そうと努力したが、何度修理しても再度壊れてしまうので埒があかなかった。結局そのままチャックがいつ開いたままになってしまうかわからないという恐怖に苛まれながら、旅を続けることとなった。
やはり中国は街などの外見をいくら綺麗に整えて体裁をよくしてみても、まだ製品の品質を上げて信頼されるまでには至っていないということだろうか。ぼくは今回の件で、Made in Chinaのカバンはもうしばらく買わないようにしようと誓った。