早朝の採血業務のメリットとは?!初期研修医は毎朝採血しなければならないというのは本当か?

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初期研修医の朝は早い…!!!!!

早朝の採血業務のメリットとは?!初期研修医は毎朝採血しなければならないというのは本当か?

・れっきとした医者である初期研修医の業務
・初期研修医は毎朝採血しなければならないというのは本当か?
メリット1.採血の技術が上がる
メリット2.採血のしにくい人としやすい人の見分けがつく
メリット3.自分の担当患者以外の患者さんにも意識が向くようになる
・初期研修医の採血業務は朝早くて大変だけどメリットもある

・れっきとした医者である初期研修医の業務

日本では医者になるためには大学の医学部に6年間通う必要がある。6年間で大学を卒業すると同時に待っているのは医師国家試験だ。この医師国家試験に受かって初めて、医者となることができる。

医者となって最初の2年間は、初期研修医と呼ばれる。よくインターネット上の「医者になるためにはどうしたらいいの?」というような記事の中で、医学部を卒業し、医師国家試験に合格し、初期研修医を2年やってからようやく医者になれますよという情報が散見されるが、初期研修医は医師免許を持ったれっきとした医者であり、初期研修医が終わってから医者になれるというその情報は真っ赤な嘘の間違った情報である。

きちんとした医者である初期研修医は、医者になりたてなので上級医から見守られ指導を受けながら医療行為に携わることとなる。そんな中でも上級医に見守られず初期研修医が自分たちだけでせっせとこなす業務も存在する。入院中の患者さんの採血もそのひとつだ。

 

 

・初期研修医は毎朝採血しなければならないというのは本当か?

その日のなるべく早い時間に結果が出るように、初期研修医は入院中の患者さんの採血を朝早くから行わなければならない場合がある。しかしこれは病院によって異なり、初期研修医が朝の採血を任されている病院もあれば、看護師さんがやってくれるという病院もあり、どのようなシステムで回っている病院に勤めるかによって、初期研修医は朝早く起きるべきかゆっくり眠れるかが大きく異なってくる。

ぼくは初期研修医として大学病院でも市中病院でも働いていたが、大学病院では初期研修医に採血が任されている科が多かった一方で、市中病院では初期研修医が採血する必要はなく、看護師さんが全てやってくれるという病院も多かった印象だった。それならば朝早起きする必要のない市中病院で働いた方がいいではないかと思われがちとなるが、初期研修医が採血するにもそれなりのメリットがあるように感じられた。ここでは初期研修医が早起きしてでも採血して得られるメリットを見ていこう。

 

メリット1.採血の技術が上がる

採血はそんなに難しい技術ではないものの、上手にこなすためにはそれなりの慣れが必要だ。採血器具の組み立て方だったり、採血しやすい血管の探し方だったり、採血の手順だったり、採血してからの採血管に血液を入れる順番だったり、不慣れだと戸惑ってしまいがちとなるが、たくさんの患者さんに採血を行うことによって慣れてしまえばスムーズにこなすことが可能となる。採血の作業に慣れ、採血の技術を向上させるという意味で、初期研修医の朝の採血のルーティーンは有効となり得る。

 

メリット2.採血のしにくい人としやすい人の見分けがつく

早朝から毎日たくさんの患者さんを採血してきたからこそ、この人は採血しやすい血管の人だとか、この人は採血しにくい人だとかがすぐにわかるようになる。経験が少ないと自分が下手だから採血できないのか、採血しにくい患者さんだから採血できないのかわからずに戸惑ってしまうが、今までにたくさんの採血を成功させてきたからこそ、この患者さんは採血しにくい人だからできないんだとすぐに判断し、自信を持って上級医に相談したり代わってもらったりできるので気が楽である。

 

 

メリット3.自分の担当患者以外の患者さんにも意識が向くようになる

自分の担当していない患者さんであっても、病棟の全ての患者さんをなるべく把握しようと努めることは初期研修医にとって重要だ。普段業務しているだけだと自分の担当患者さんで精一杯で他の患者さんにまで意識を向けることは難しくなるが、毎朝採血して病棟の全ての患者さんに触れたりお話ししたりしていると、この患者さんはどんな感じの人なのかを何となくでも掴みとることができるので、病棟回診の際にも理解が深まる結果となる。

 

 

・初期研修医の採血業務は朝早くて大変だけどメリットもある

このように初期研修医の採血は朝早くて大変だがそれなりのメリットもあったと、ぼくは大学病院でたくさん採血をしてきて感じた。採血の技術を高めたいならたくさんの患者さんに採血して慣れることが最も適切でいい方法だと思うので、そのような志のある人は敢えて大変な早朝の採血業務のある病院を選んでみるのも、これからの医者人生に役立つのでいいかもしれない。

 

 

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