アニメクレヨンしんちゃんを子供が見るメリットはこんなにある!!!!!
子供がクレしんアニメを見る3つのメリットを考察!クレヨンしんちゃんは子供に見せたくないアニメだというのは本当か?
・クレヨンしんちゃんは子供に見せたくないアニメだというのは本当か?
・クレヨンしんちゃんを見て育った子供は、みんな普通の大人になっている
・メリット1、語彙力を増やし子供の言語的成長を助ける
・メリット2、妊娠から出産の一部始終を体系的に学ぶことができる
・メリット3、どうすれば赤ちゃんができるのかという衝撃の事実のショックに備えることができる
目次
・クレヨンしんちゃんは子供に見せたくないアニメだというのは本当か?
クレヨンしんちゃんといえば日本中で有名な、愉快でおバカな5歳児しんのすけが主人公の大人気アニメである。子供たちはしんちゃんが大好きだが親たちからの評判は芳しくなく、親が子供に見せたくないアニメとしても有名だ。それはしんのすけがゾウさんを出したり、お尻を出したり、おバカないたずらをしたり、みさえがしんのすけにゲンコツしたりして暴力的なことも原因だろう。とにかく様々なことがあまりに突拍子もなく、常識はずれでバカバカしいので、親はクレヨンしんちゃんを子供には見せたくないと感じるのだろう。
クレヨンしんちゃんを見せると子供に悪影響だという意見も未だに根強い。しかし小さな頃からクレヨンしんちゃんを見ていた子供は、本当に親たちが心配するように悪影響を受けて、悪質な子供に育つのだろうか。例えばクレヨンしんちゃんを見て育った子供は、街中でゾウさんやお尻を出すような露出狂に育ったり、過度にエッチでスケベで変態な大人に育ったり、みさえのようにむやみやたらと暴力的になったりするのだろうか。
・クレヨンしんちゃんを見て育った子供は、みんな普通の大人になっている
そんなことないことは周囲の友達を見ていれば明白だ。みんな子供の頃からクレヨンしんちゃんが大好きでよく見ていたし、よく話題にもなっていたが、みんなちゃんとした大人に育っている。少なくとも露出狂になったり、変態になったという話は聞いたことがない。みんな普通のちゃんとした大人として、今までの人間がやってきたように普通に生活しているだけだ。クレヨンしんちゃんが子供に悪影響なんてないことは、クレヨンしんちゃんを見て育った今現在の大人が普通であることを確認すればすぐにわかることではないだろうか。
またクレヨンしんちゃんには悪影響などないばかりか、むしろ子供達にとってクレヨンしんちゃんを見る利益やメリットはかなり多いのではないかと、幼少時代からクレヨンしんちゃんを大好きでよく見ていたぼくには感じられる。ここではそのうちの3例を見ていこう。
・メリット1、語彙力を増やし子供の言語的成長を助ける
クレヨンしんちゃんはおバカな言い間違いをよくする。定番なもので言えば「太っ腹」を「フトモモ」、「ただいま」を「おかえり」、「おやつ」を「おつや」などと言い間違いをしている。しかししんのすけがおかしな言い間違いをするたびに、両親や大人たちが「それを言うなら〜でしょう!」とツッコんだり訂正したりするので、見ている子供たちはきちんと正しい日本語を覚えることができる。外国人が日本語を学ぶためにも、クレヨンしんちゃんのアニメを見るという方法は大人気のようだ。それはしんのすけが変な言い間違いをして、それが大人に訂正される度に、外国人にとってはいい勉強になるかららしい。
正しい日本語を学べて語彙力を増やせるという以外にも、クレヨンしんちゃんではかなり高度な言い回しを教えてくれる場合もある。「栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し」、「李下(りか)に冠を正さず」、「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず」などは、ぼくが幼少時代にクレヨンしんちゃんで使われていたから覚えた難しい諺である。クレヨンしんちゃんというのは、結構勉強になるのだ。ゾウさんやお尻を出しているからというただそれだけの理由で、クレヨンしんちゃんの言葉の勉強になるというよい側面を見逃してはならない。
・メリット2、妊娠から出産の一部始終を体系的に学ぶことができる
ぼくがクレヨンしんちゃんを見ていてとても勉強になったと思うのは、みさえが妊娠してひまわりを出産した際に、妊娠から出産までの一部始終を全て見せてくれたことだった。それによって赤ちゃんが生まれるとはどういうことか、女性が妊娠するというのはどんな感じか、どんな大変なことや苦労があってどんな痛みがあってどんな喜びがあるのか、ありとあらゆる過程を知ることができた。
まだこの世に生まれたばかりの子供達にとって、人間の妊娠や出産というのはまだまだわからないことだらけの未知の世界だったものが、クレヨンしんちゃんのみさえの様子を見て一気に理解できるようなわかったような感覚になった。もちろんクレヨンしんちゃんのアニメだけで妊娠出産の全てを理解するのは不可能だが、将来自分が妊娠出産の場面に遭遇したときに、幼少時に見たクレヨンしんちゃんのアニメの知識が少なからず役に立つだろうと予想できた。
・メリット3、どうすれば赤ちゃんができるのかという衝撃の事実のショックに備えることができる
また最も重要なことは、「どうやったら赤ちゃんができるのか」のなんとなくの予感を、クレヨンしんちゃんのアニメを見ていて感じ取れたことである。人間が赤ちゃんを作るという行為は、あまりにも野生的で動物的だ。普通の社会的な生活を営んでいるだけでは、人間たちがとてもそのような動物的行為を行っているとはにわかには信じがたい。また子供達にそれを伝えるのはあまりにも生々しい出来事である。それゆえに子供達は、赤ちゃんがどのようにすればできるのかを大人たちから教えられず、何も知らないまま育っていく。そして第二次性徴期にさしかかった際に、突如として小学校の性教育の授業で生命誕生の衝撃の事実を聞かされたりするのだ!
その衝撃の事実を聞かされて、信じられないほど生々しくいやらしい出来事にショックを受け、大人への嫌悪感を抱く繊細な子供達もいるらしい。ぼくはといえばそれほどショックを受けずに、やっぱりそうだったのかとすんなりと受け入れることができた。それをたやすく受け入れることができた理由は、ぼくがよくクレヨンしんちゃんを見ていたからだと自覚している。
クレヨンしんちゃんを見ていると子供には理解不能な場面がいっぱいだ。特に「子供をどうやって作るのか」「赤ちゃんはどうやったらできるのか」という話題になると、アニメの中の大人たちは顔を赤らめて、恥ずかしそうに、話題をそらそうとするのが印象的だった。今となってはなぜ彼らが恥ずかしそうにしているのか手に取るようによくわかるが、どうすれば赤ちゃんができるのかその衝撃の真実を知らない子供達にとっては、なぜ彼らが恥ずかしそうなのか、なぜ顔を赤らめるのか、なぜしんのすけに本当のことを伝えないのか、意味不明すぎてわけがわからなかった。しかし人間が赤ちゃんを作るという行為は、明確にはわからないものの何か恥ずかしいことをしているんだ、何かいやらしいことをしているんだ、何か後ろめたいことをしているのだという予感が、クレヨンしんちゃんを見ていた子供のぼくにも芽生えていた。けれどその答えが何なのか、どう考えてもさっぱりわからないのがもどかしかった。
そんな中、小学校6年生の性教育の授業で生命誕生の衝撃の事実を知ってしまった時、驚愕やショックというよりも、なるほどやっぱりそうだったのか、だからクレヨンしんちゃんの大人たちはあんなに恥ずかしそだったのだと、わかってスッキリした清々しい気持ちになって嬉しかった。誰にとっても受け入れることが必要な衝撃の生命誕生の秘密を、何の違和感もなくすんなりと受け入れることができたのも、ぼくが幼い頃からアニメクレヨンしんちゃんを見ていた効能だと言えよう。
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