ひろし「ぼくたちはプロポーズ記念日を大切にしよう!」
ひろしとみさえのプロポーズを徹底解説!野原家はプロポーズ記念部を大切にしているというのは本当か?
・プロポーズはひろしから?みさえから?
・ひろしはみさえに9月11日にプロポーズした
・「プロポーズ記念日だゾ」を完全に忘れていたひろしはみさえの逆鱗に触れた
・ひろしとみさえのプロポーズ記念日まとめ
目次
・プロポーズはひろしから?みさえから?
先日「野原家のリコンだゾ」という回で、クレヨンしんちゃんのひろしとみさえが大喧嘩した挙句に離婚危機に陥ったことを紹介した。大喧嘩のそもそもの原因はテレビから流れてきた「男女差別反対!」と叫ぶ女性だったが、「もう離婚だわ、離婚!」と言わせるまでみさえを怒らせたのは、ひろしとみさえどちらから結婚しようとプロポーズを切り出したのか2人の意見が食い違っていたからだった。
結局2人は仲直りしプロポーズの件は曖昧に終わってしまったが、実際の真相はどうだったのだろか。ひろしからみさえにプロポーズしたのだろか。それともみさえからひろしにプロポーズしたのだろうか。
・ひろしはみさえに9月11日にプロポーズした
その答えはクレヨンしんちゃんの「プロポーズ記念日だゾ」という回で真相が明かされている。まさに野原家の過去のプロポーズのシーンが「プロポーズ記念日だゾ」の冒頭に映し出されているのだ!
実際は、ひろしからみさえにプロポーズしたというのが真相だった!プロポーズというのは男性から女性にするような典型的イメージがあるので、まぁ予想通りと言えるだろう。そのプロポーズのシーンではまだ若く初々しいひろしとみさえが、真っ赤に染まる夕暮れの浜辺でお互いに何かを予感しながら美しい夕日を眺めている。
おもむろにひろしが「俺、俺、なんて言おうか考えてたんだけど…あれこれ考えてみたんだ…でもなんかうまく…」と緊張で言葉を詰まらせながらも、意を決してみさえの方をふり向き「あの…結婚しよう。」とつぶやくようにプロポーズする。みさえはプロポーズされるのをわかっていたかのように即座に「うん。」とだけ頷く。OKをもらえたひろしは緊張から解き放たれたようにその場にへたり込んでしまう。今のガサツな夫婦関係からは想像もできないほどに、純粋で初々しい2人が見られる感動の名シーンだ。
その後若くて爽やかなひろしはみさえにこう告げる。「ぼくたちはプロポーズ記念日を大切にしよう!結婚記念日なんて当たり前すぎるもんな!」このひろしの発言はみさえにとっては懐かしい夫婦の甘い思い出だが、この余計な発言が、後に自分の身にひどい災難を降りかからせる結果となることなんて、この時の初々しいひろしには知る由もなかった。
・「プロポーズ記念日だゾ」を完全に忘れていたひろしはみさえの逆鱗に触れた
その日はまさにそのプロポーズ記念日の9月11日だった。みさえは朝からプロポーズ記念日のことを思い出し、デレデレしているが、ひろしは全く覚えている気配はない。しかし自分から「ぼくたちはプロポーズ記念日を大切にしよう」と言い出したひろしのことを信じ、プレゼントは何かなぁと期待している。変に機嫌のいいみさえをいつもと違うと感じたひろしは「今日って何かの日だっけ?」と聞いてしまうも、みさえに「またまたぁ!」と知っていて当然でしょうというそぶりをされたので、何も思い出せないまま「そうそうそうだよな!」と誤魔化してしまう。
ひろしはなんとか思い出そうとするも何ひとつ思い出せないまま、その日は接待の飲み会で会社からかなり遅く帰宅し、みさえがこの日のために頑張って作ったご馳走を台無しにしてしまう。
ひろしがプロポーズ記念日のことなんてすっかり忘れてしまっていることに気づいたみさえは怒り、ひろしが帰宅時にみさえに買ってきたお土産をプレゼントだと思い込み一度は機嫌を取り戻すも、なんとそのお土産は甘栗だったことからみさえの怒りは頂点に達し爆発する!
結局次の日に罪滅ぼしとして、ひろしはみさえに大量の服を買わなければならなくなってしまったのだった。
・ひろしとみさえのプロポーズ記念日まとめ
まとめると、プロポーズはひろしからみさえに行われた。プロポーズの言葉はひろしの「結婚しよう」、それに対するみさえの答えは「うん」だった。プロポーズが行われたのは9月11日。この日をプロポーズ記念日として夫婦にとって大切な日にしようとひろしが口を滑らせてしまったばっかりに、数年後すっかり忘却したひろしはプロポーズ記念日をしっかり覚えていたみさえにひどい目に遭わされるのだった。どこの夫婦でも女がしっかりと記念日を覚えている一方で男は忘れがちになってしまうという、教訓のような話でもある。
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