科目別に徹底解説!学校の勉強は将来役に立たないからやっても意味がないというのは本当か?

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科目別に徹底解説!学校の勉強は将来役に立たないからやっても意味がないというのは本当か?

・学校の勉強は役に立たないというのは本当か?
・英語が将来役に立つというのは本当か?
・国語が将来役に立つというのは本当か?
・数学が将来役に立つというのは本当か?
・社会が将来役に立つというのは本当か?
・理科が将来役に立つというのは本当か?
・家庭科が将来役に立つというのは本当か?

・学校の勉強は役に立たないというのは本当か?

よく学校の中で「学校の勉強は将来役に立たないからやっても意味がない!」と主張する人たちがいる。そう主張するのは大抵勉強が苦手な人たちなので、学校という学問の習得を最大の目的とする空間において、勉強が苦手である自分にどうしようもないコンプレックスを感じ、そんな自分を正当化したり慰めるためにせめてもの悪あがきで言っているだけの可能性も非常に高いが、それにしても「学校の勉強は役に立たないというのは本当か?」というのは一考してみる価値のあるテーマだと思われる。

本当に学校の勉強は将来何の役にも立たないのだろうか。科目別に見ていこう。

 

 

・英語が将来役に立つというのは本当か?

英語というのは将来きっと役に立つと、誰もが最も簡単に予想できる科目のひとつだろう。海外旅行へ行った時に、外国人と会話する場面で英語を使うからだ。世界中どこの国へ行っても、英語というのは大抵通じるのでとても便利な言葉だ。例えば台湾へ旅行することになっても、わざわざその旅行のためだけに一から中国語を勉強しようとは思わないだろう。付け焼き刃の不慣れな中国語を使おとするよりも、義務教育でしっかりと長期間学んできた英語を使う方がより確実だし、伝わりやすい。

海外旅行でどこの国を訪れることになっても、英語の知識があればいざという時や緊急時にも対応しやすいし、現地の人々や外国からの旅人と深い内容の会話を交わすことによって、英語を話さない場合よりも旅の濃さや思い出深さが全く異なってくることだろう。もちろん英語を話せなくても度胸があれば海外旅行くらいできるし、英語を使えないなら使えないなりの旅の面白さがあることも事実だが、それでも世界中の人々と英語で自分の意見や思い出話を交換し合い、旅先で心からの交流を深められることはより一層素晴らしい体験となることだろう。

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自分は海外旅行なんか行かない、日本にしかいるつもりはないから英語なんか必要ないんだと主張する人がいればそれも結構なことだが、LCCが発達しこんなにも気軽に格安で海外旅行に行ける世界情勢の中で、日本にだけ留まって一生を終えるのはとても勿体ないことだろう。

 

・国語が将来役に立つというのは本当か?

国語というのは日本語を扱う教科だ。ぼくたちは日本人として日本語を操りながらこれから先も生きていくのだから、日本語について深く学んでおくに越したことはないに決まっている。どんな人生を生きようとも、日本語で様々な会話をし、日本語で様々な文章を書き、日本語で様々なやりとりを行うと考えられるからだ。このブログの文章だって、国語の授業で小学生の頃から日本語の文章や漢字について学んだからこそきちんと読めるようになるのだろう。また美しい日本語を扱える人や、難しい日本語でもきちんと使いこなせる人は、やはり尊敬される対象になりやすいだろう。美しい日本語を扱うということは、日本人としての美しい生き様にもつながっていくのかもしれない。

また古文なんてものは、昔の日本語でもはや使われていないのに勉強する意味なんてないじゃないかという意見も多く見受けられるかもしれないが、ぼくは日本一周の旅をしている途中で古文をきちんと学んでおいてよかったなぁという体験を実際にした。静岡県をドライブしている最中、古文の授業でやった百人一首の「田子の浦に うち出てみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ」という歌を覚えていたので、田子の浦に立ち寄り見事な富士山の絶景を見ることができたのだ。古文を通して古代人と富士山という大自然の絶景を共有できるというのは、日本人でしか味わえない素晴らしい経験だと感じた。

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また古文というのは意外とエッチなので、エッチなものが好きな人も古文を読んで楽しめるかもしれない。

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・数学が将来役に立つというのは本当か?

人間はどのような生き方を選ぼうとも、数字を扱わずに生きることはできない。代表的なものはお金だ。お金を使わずに生きられる人なんているだろうか。大切なお金の使い方を間違わないためにも、必要最低限の数学の知識は身につけておくべきである。

例えば自分の大切な資産を増やそうとして、株やビットコインと購入する際にも、これだけ株が上がれば自分は結果的にどれだけ儲かるのだかとか、これだけビットコインの値段が上がれば自分はどれだけ得をすることができるかなどの情報は、xを用いた方程式によって導き出すことが可能である。

またぼくはおそらく数学の食塩水の問題を人生できちんとこなしてこなかった友達とイタリアへ旅行して、大変な目に遭ったことがある。彼はスープと蒸発する水分の適切な関係性がわからずに、ものすごい濃厚な海水みたいな味のするスープを作ってしまったのだった!それはまさしく地獄のような味わいで、決して人間が飲める液体ではなかった。しかしこのような失敗も、学校で食塩水の数学の問題を解いておけば事前に防げるのだ。とんでもない料理を作ってしまわないためにも、数学の食塩水の問題くらいきちんと解けるようにしておくべきである。

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・社会が将来役に立つというのは本当か?

社会の授業なんてものは実際に生きてきて役立つことがいっぱいだ。日本中を旅行していても、日本の歴史をきちんと勉強しておけばより一層深く楽しめるし、世界中を旅していても、あぁ世界史をきちんと勉強しておけばよかったなぁと後悔することが度々あった。ぼくは理系だったので、世界史は中国周辺のことしかやらなかったのだ。もっと世界中の歴史の知識を身につけてから世界に出てみれば、きっと見える世界も違ったのだろうと感じることがよくある。しかし後悔しても無駄なので、今からでも遅くないからきちんと世界史について学び直そうと決心する次第である。

また歴史のみならず、世界中を旅していると地理の授業でやった地形や気候や山脈のことが思い出され、その知識と実際の旅の記憶がリンクしてより一層深い思い出として心に刻み込まれ、結果的に旅の情緒が人生を豊かにしてくれることへとつながっていく。政治のことについても、国家の中で生きていく以上政治的話題から目をそらして生きていくことは困難であり、その基本的な役割や仕組みについて知っておくことは重要となる。

 

・理科が将来役に立つというのは本当か?

学校で学ぶ理科の授業は、主に化学、物理、生物に分かれており、ぼくたちを取り巻く大自然の現象についてそれぞれ違った視点から解読しようと務めるものである。それゆえぼくたちが好奇心を持って世界を眺めるにおいて、理科の基本的な知識は決して無駄にはならないし、むしろ必要なものとなってくることだろう。

例えば生物は大学の医学の勉強にも直接関わる分野で、自分の体がどのような仕組みで機能しているのか、自分を構成する細胞はどのような仕組みで動いているのかと詳細に勉強することになる。いつも付き合ってきた自分の体がこんなにも複雑な仕組みで稼働していることにまず驚くし、全ての細胞や、臓器が一体となって調和して協力し合いながら、自分の肉体というひとつの社会が築き上げられているのかと思うと、自分の体が神秘的にすら感じられてしまう。特に普通の細胞ならば分裂するときに染色体をそのまま元の数の分だけ受け継ぐ(2n=46)のに、精子や卵という生殖細胞の分裂の時にだけは染色体を半分にして(n=23)、精子と卵を合体させると新しい2n=46という人間が生まれてくるという仕組みは、誰が思いついたんだろうと驚いてしまうほどに不思議な仕組みだ。多くの人々がエッチをし、快楽を得て、子作りに励むこの世の中で、精子と卵の神秘的な仕組みくらい知っておいて損はしないだろう。

化学とはこの世の物質の全てが原子という最小の要素で作られていると仮定した時に、世界の様々な物質の現象を原子の仕組みにのっとって説明できるという興味深い学問だ。ぼくたちの肉体も、水も、机も、車も、月も全て原子によって構成されており、それぞれに多種多様な異なった種類の原子がいくつも組み合わさってできている。これが学校では教えてくれなかったことだが、全ての原子は宇宙の星の内部で作られたものらしい。つまり原子とは星のカケラであり、ぼくたちはみんな星のカケラによって構成されているのだ。そう考えてみれば今まで自分と宇宙は関係ないと思っていた人も、自分と宇宙の間の神秘的な関係性を思わずにはいられないだろう。

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物理は最も合理的で最も数学的な学問だ。物質がどのように構成されているかを考えるというよりはむしろ、この世界のあらゆる現象に目を向けて、その現象の謎を解き明かし、法則を導き出して、その法則を用いることでこれから先どのような現象が起こるのかを事前に予想することができる。例えば高さというものはエネルギーを持ち、速度というものもエネルギーを持つ。エネルギーが消滅せず保存されることを考慮すれば、高い場所から自転車で下って行くとものすごい速度が出るという現象や、水が山の高いところから最も低い海に流れ込んで川ができるという現象も納得がいき、さらにはどの地点でどれくらいの速度が出るかまで計算することができる。日常に起きている当たり前だと思い込んでいる些細な出来事についてさえ、物理を用いればその現象の成り行きを説明することが可能となる。

 

 

・家庭科が将来役に立つというのは本当か?

メインではない学問で、ぼくが生きていてとても役立つなぁと感じさせられた科目は、家庭科だ。家庭科はさすが家庭のことを学ぶというだけあって、実生活で使える知識が豊富に散りばめられていたという印象だ。

例えばぼくが初めて味噌汁を作ったのも、小学校の家庭科の授業だった。授業なので鰹節からまず出汁を取るところから始めたのだが、ぼくは味噌汁を作るには鰹節から出汁を取る方法しかないと思い込んでおり、大学で一人暮らしを始めて以来、鰹節から出汁をとって味噌汁と作っていると言うと友達にめちゃくちゃ驚かれてしまった。そんな古風な人がいるなんて日本もまだまだ捨てたもんじゃないと、褒められているんだかけなされているんだかよくわからない驚き方をされた。その友達によると、出汁というのは液体になっていたり粉上のものがスーパーで気軽に手に入れられるようになっているのだから、わざわざ鰹節から出汁を取る人なんていないよということだった。

また生きているとよく、服のボタンが外れる。これは長年その服を着ていると仕方のないことであり、ボタンを取り付ける作業を行うより他はなくなる。他には長年使ったズボンのポケットに穴があくという現象もしばしば起きる。ボタンを適切につけたり、ズボンの穴を針と糸できちんと縫い合わせるという作業も、ぼくが家庭科の授業で学んで実習したからこそできることだった。ボタンの付け方なんて、教えてもらわなければならないコツがたくさんあるのではないだろうか。もしかしたら家庭科は、他のどの授業よりも実生活で役に立っているかもしれず、その割には学校での存在感が薄いのが残念な限りである。

 

 

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